写真は夫が今半で買ってきてくれたすき焼き弁当です。たれがお肉にしみて美味でした。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
「分かってくれた」と「共感」についてです。
【質疑応答1】
研修生:
病院に行って、「ここが痛い」といっても検査してみることによって、
他に原因があったと気づくわけですから、
それを、カウンセリングを通してやっていかなければいけないということでしょうか?
佐藤先生:
そうね。
まず痛みを和らげてあげる。
痛いうちは、その痛みに心が奪われてますから。
皆さんもそうですね。
どっか痛い時に、全然ね、「あなたは無限の力がある」とか「あなたは光です」とかって、
「なんだ? こいつは」ってなるでしょう?
昨日からそれをやってるじゃないですか。
言葉と心と真我って。
それをやってるんですよ、皆さん。
ちゃんと全部相手にしてるんですよ。
相手にしてないものはない。
言葉も全部相手にしてあげてる。
心も全部相手にして、真我を相手にしてということです。
例えば体質改善をする医者がいたとしたら、
ちゃんと痛みまで相手にしてあげることなんです、優秀な人は。
「体質改善をしたら、この痛みは止まる」とだけはいかない。
さらに優秀な人は、痛みをちゃんと和らげてあげてから体質改善をやっていくと、
たぶんほとんどの方が納得すると思います。
【質疑応答2】
研修生:
今「痛みを和らげる」と聞いて思ったんですけど、
人が苦しい思いを話し始めたとき、
「分かる、分かる」と言うことがありますが、
「分かる」なんて言っていいのかなと思ったんですけど?
佐藤先生:
問題は、言ってるほうじゃないんです。
受け取ってるほうがどう捉えるかが問題なんです。
例えば、「○○さんの気持ちが分かる」と言った時、
「ああ、分かってくれた」と受け止めれる人もいるし、
もう一つは「分かるわけないじゃないか」と受け止める人がいるでしょう?
それには全く逆効果になりますね。
相手が言ったことをそのまんま「こういうことをおっしゃったんですね」と。
「自分は分かってないけど、相手が言ったことが分かっている」ということなんです。
「あなたが言ったことは、こういうことなんですね」ということを返してるんです。
それは「主観が入らないほうがいい」と私は言いましたね?
なぜかって、主観が入れば入るほど、
その人が言ったことじゃない方向に向かっていくからです。
ですから、その人の言ったことをそのまんま返す。
共感ってのは、「同じく感じる」ってことだから、「ここが痛い、痛い」と言ったら、
「あ、この辺が痛いんですね」ということは、
その「痛いんですね」と言った人が痛い人と同じ感情になるだけが共感じゃないんです。
その痛みを「これぐらいの痛みなんですね」ということを言ってあげることも、
私は一つの共感として捉えてるんです。
「ああ、分かってくれたな」と。
そうすると、これはどんな人にも通じることでしょう?
そういうことです。
佐藤先生の言われる「共感」というのは、一般に言われるものより、
さらに深い視点で捉えられているようです。
常に、「相手がどう感じるかが全て」だと言うことなんですね。
では、また明日。