1841.人生の基本は人間関係

真我日記

写真は豚肉と厚揚げの野菜煮です。厚揚げは栄養たっぷりで大好きです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【人生の基本は、人間関係】
「うつ病などの心の病に限らず、苦しみや悩みなどおよそ人生における問題は、
ほぼ間違いなく人間関係に起因している」という事実が発見されています。

親子、夫婦、職場、友人、性格、お金、健康など..

一見、お金の問題は人間関係とは違うように見えますが、そうではありません。

お金は、道具です。

それは、人の心を通して動いていきますから、お金がある、ないというのは、
やはり人間関係に関わってきます。

健康についても、同じようなことがいえます。

そもそも人間の生命(いのち)の働きは、最初から完全、完璧です。

勉強しなくても、修行しなくても心臓は動いてくれています。

その完全で完璧な働き、営みを邪魔するのが、心の仕業です。

人間関係で、ストレスを感じて、食べ過ぎたり、飲みすぎたり、寝れなくなったりします。

すると、その完全な働きを鈍らせてしまい、やがてその見返りが自分の身体に、
不具合、病気として出てきたりします。

自分の性格や、生まれつきの自分の身体の状態などの場合は、
自分自身との関係になってきます。

一人でいるときに、どういう思いが出てくるのか、いつも何をつぶやいているのか、
という自分との人間関係ということができます。

つまり、人生というのは、良くも悪くも、人間関係に尽きてくるといえます。

ある説によりますと、
時に間を作ったのが、「時間」
場に間を作ったのが、「空間」
人に間を作ったのが、「人間」
だそうです。

人は、他の人間との関係を持って、人生を生きる生き物ということでしょう。

いかに人間関係が素晴らしいものになるのかが、豊かな人生の根本になるともいえます。

実は、その人間関係をよりよくしていくための、基本中の基本のとなる人間関係があります。

それが、「両親との関係」です。

【両親との関係】
それは、そもそも人生が成り立つ基盤としての人間関係の急所が、
「両親との関係」ということなのです。

もともと「両親がいるから、自分がいる」というのは、考え方ではなく、事実です。

この事実から外れる人はいません。

正確には、精子と卵子で、受精卵が自分ということです。

オギャーと生まれて一番最初に始まる人間関係は、通常父と母ということになります。

ゆえに、当分世界は父と母です。

それから、兄弟、友人、先生などとの関係が始まっていきます。

その間に、出会う人や出来事を通して自分が感じたものを、
そのまま心というデータバンクに納めることになります。

そのデータは出来事と感情です。
具体的には、「出来事に感情がリンクされた形」と言えるものです。

そのデータが、自分の身の代わりに起きる出来事や出会う人によって、想起されてきます。

心のデータバンクから、以前同じような出来事に遭遇した際に、
感じた感情を引き出してくりのです。

これは、一度でも似たような体験、経験があると、
そのときに感じた感情が引き出されてきますから、
最初に感じたものが基準になってしまうと言えます。

例えば、「ひよこは、生まれてはじめて見たものを親と思うってしまう」のと、
同じことが起きるわけです。

人間の場合は、その基準となる代表選手がその人にとっての両親ということです。

両親とのかかわりです。

生後どのように両親に育てられたのか、
そのときに自分はそれをどのように感じたのかというところです。

ここでとても大切なところは、どのように育てられたかというよりも、
その育てられ方に対して、どのような印象、感情を持っているのかという部分です。

その感情が記憶としてそのままデータバンクに保存されているのです。

しばらく目を閉じて、思い出してみてください。

あなたの父、母の顔を。

あなたは、両親に対して、どのように感じるでしょうか?

「両親を思い出すたびに、涙が出てきます。ありがたくて、ありがたくて….」

「あまり両親のことは、思い出したくないんです。良い思い出がないものですから…」

「母親は良いのですが、父親には抵抗があります…」

「両親には、感謝しています。でも別段会いたいとは思いません….」

いろいろな思いがあるものです。

しかし、その思いが人生の多くを決定していっていることが見えてきたと言う訳です。

この続きは、また明日です。