今日の佐藤先生の言葉は愛の欠けた言動に人は傷つくです。
すべての人は目に見えない領域でつながっています。
それは、たとえるなら手の指と手のひらのような関係です。
指はそれぞれ独立していますが、根っこは同じ手のひらです。
人間もそれぞれ独立していますが、実は同じ根っこを持っています。
ですから、周りの人たちを悪く思うと自分も悪くなります。
人に良くなってほしいと願うと、自分も良くなります。
与えることと受け取ることは、実は同じことなのです。
そもそも人を悪く思うのは、人間に批判精神があるからです。
批判精神が自分に向かったときは反省になりますが、他人に向かうときは批判になります。
ですから批判のすべてが悪いわけではありません。
しかし、なかには悪質の批判や自分を正当化するための批判、誤解や曲解に基づく批判もあります。こうした批判と、忠告には大きな違いがあります。
それは、忠告には相手を思うという愛の心があるのに対し、批判の根底には、愛が欠けていることです。
愛に欠けた言動は、どんなときでも自分にプラスにはなりません。