2349.心にも急所があります

真我日記

今日の佐藤先生の言葉は心にも急所がありますです。

私は北海道の美唄という町に生まれました。猛烈に雪が降るところです。実家は石屋で、父は石垣を造る職人でした。子どもの頃のあるとき、父か仕事をしているところを見にいったことがありました。

父のそばにずっといて見ていたのですが、不思議なことに、父はどんな石でも次々と割っていくのです。子どもだった私にとって、それはまさに魔法のようでした。

そして、父は私にはふとこう言ったのです。

「康行な、どんな石にも必ず急所があるんだ。その急所をいかに早く見つけられるか。それが長年の経験なんだ。急所を突けば、家みたいな大きな石だて真っ二つに割れるんだぞ」

家みたいな大きな石でも急所があって、そこを突けば真っ二つに割れる。その話を聞いたとき、父が偉大な存在に思え、子ども心に尊敬の念がわいたのを覚えています。

私はあなたの急所を突きます。急所をとらえれば、まるで奇跡のようなことが起こるのです。