写真はハンバーグステーキです。鶏ひき肉であっさり味になりました。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【人間の心と宇宙の心】
誰かが心に描いたものが形となって現れてきている。
心というのは二つある。
人間の心と宇宙の心である。
宇宙の心を神といってもいい。
物を作るときは、二つの心が必要なのだ。
地球を作ったのは人間ではない。
石油や金属を作ったのも人間ではない。
すべては宇宙の心、神の心が作った。
宇宙の心が作った様々なものを、人間が組み合わせて飛行機や車などを作るのである。
二つの心という観点から見ると、心の全体が見えてくる。
宇宙意識は人間と同じような個性を持っているのかと、尋ねられたことがある。
人間と同じ個性というよりは、人間はもともと宇宙の一部として存在しているのだから、人間は宇宙意識そのものである、といった方がいいと思う。
自分でさまざまなことを創造するのは、人間の頭だから、もともと宇宙意識と人間の意識とは同じなのだ。
全部、宇宙そのものなのだ。
それを全部神といってもいい。
しかし、私たち人間は本来もっている宇宙意識を使わずに、人間の頭ですべての物事を考えるために、宇宙の心とズレが生じてきた。
宇宙の心は別名「愛」である。
絶対法則が、愛であるといってもよいであろう。
この完全な心と私たち人間の心との間にズレがあるのだ。
キリスト教で、片方を「神の子」といい、もう片方を「罪の子」という。
簡単にいうと、「神の子」とは、人間は神、イコール愛であり宇宙の法則である、ということを自覚することだ。
人間は神なのだ。
私は「真我」といっている。
本当の自分、神そのものの自分、仏心といってもいい。
それに目覚めるということである。
私たちは本来の心があるのに、本来の使命があるのにそれを自覚しようとしないで、自分勝手にやってしまう。
これを罪という。
真我に目覚めることが、これからの人間にとって最も大切なことなのである。
(『生き方教室』日新報道)