2135.満月理論105

真我日記

写真は麦トロ鰻御膳です。オクラと麦トロが絶妙にマッチングしています。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【壁の法則

(人生の壁にぶつかっているあなたへ)

私のところへ相談に来る人の多くに、

 

「自分はいったい、何をやるべきなのか」

 

「やりたい仕事が見つからない」

 

「自分の使命を見つけたい」

 

そういった、人生の役割、やるべき仕事や天職について明確にならず、思い悩んでいる人がいます。

 

人生を歩む中で、私たちはときどきそういった壁にぶつかります。

 

八方ふさがり、壁にあたってどこへも抜けられない……こういう悩みの状態は「壁の法則」で一発解決しましょう。

 

たとえば、あなたが恋人にフラれたとします。

 

それは「壁」にぶつかった状態といえます。

 

そのとき、あなたはとても悲しい思いをするでしょう。

 

しかし、冷静に考えると、あなたにとってあながち悪い状態とはいえないものなのです。

 

なぜなら、そこに無限の道が現れているからです。

 

「行き止まりは無限への道」ということです。

 

理解できますか?

 

恋人と別れ、あなたは自由(=フリー)になったということなのです。

 

自由になったあなたには、無限の選択肢が与えられたのです。

 

また壁にぶつかった状態は、自由であると同時にニュートラルでもあります。

 

ニュートラルとは、車のギアが一時的に切り離されて、動力が車輪に伝わらない状態です。

 

それと同じように、壁にぶつかったとき、心という動力は体から切り離された状態にあります。

 

一度、人生の歩みを止めて休んでいる状態です。

 

そして、一度歩みを止めると、周囲の世界がよく見えるようになります。

 

というのは、まっすぐに突き進んでいるときには、周りの景色は前から後ろへとどんどん流れています。

 

でも、いったん止まると景色を三百六十度ぐるりと見渡すことができるようになります。

 

そして、すべての方向を中立(=ニュートラル)に見ることができます。

 

そういう状態で周囲を眺めると、そこには自分の行く道について多種多様なあらゆる選択肢があることが分かります。

 

壁に当たらなければ、きっと見過ごしていたであろう無限の道が、そこに現れるのです。

 

壁にぶつかるということは、このように、立ち止まって周囲や自分を冷静に見直すまたとないチャンスなのです。