2136.満月理論106

真我日記

 

 

写真はハンバーグステーキです。夫は肉肉しくて美味いと言ってくれます。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【壁の法則

この「壁の法則」を仕事に当てはめてみましょう。

 

とくに、天職は何かということを発見するときに有効です。

 

あなたに向いた仕事、あなたの才能を発揮できる仕事は何なのか。

 

それを見つけるポイントも「壁の法則」にあります。

 

人間の才能は、生まれたときから備わっていると言っていいでしょう。

 

あなたの中にも、まだあなたの知らない才能が眠っているのです。

 

地面に穴を掘るとき、簡単に深くまで掘っていける場所があるものです。

 

そこに、あなたの才能があります。

 

いち早く、あなたの才能が眠っている場所(=分野)を見つけて、そこを掘り進み、その場所の中でもさらに奥深くまで掘っていけるポイントを見つけることが大切です。

 

そのポイントこそ、あなたが天才になることができる専門分野です。

 

この才能発見の「穴掘り」をやっていくうえで重要な方針となるのが、「壁の法則」です。

 

この法則の意味である「行き止まりは無限の道」ということからとらえれば、失業もチャンスです。

 

あなたの才能を発見するには、まずは何でもいいからチャレンジすることです。

 

世の中には、さまざまな職業があります。

 

一般的な企業であれば、営業、技術、経理。

 

あるいは、スポーツ、芸術、医療などなど多種多様な職業があります。

 

その中から、興味を持っている分野の仕事を試しにやってみるのです。

 

いろいろな仕事に挑戦していくと、簡単に穴が掘れる分野と、難しい分野があります。

 

一度何かの職業についたら、とりあえず、全力をかたむけて掘れるところまで掘るのです。

 

すると、ある深さのところで、シャベルが突き刺さらない硬い岩盤にぶちあたります。

 

これが「行き止まり」です。

 

もし、その職業で浅いところで岩盤にぶちあたったら、今度は別の職業に挑戦します。

 

ただし、ここで気をつけなければならないのは、ニセモノの「行き止まり」も存在するということです。

 

ニセモノの「行き止まり」を試行錯誤して掘り続ければ、ある段階でさらに掘り進むことができます。

 

ニセモノの「行き止まり」は、いわゆるスランプに過ぎないわけです。

 

超一流のスポーツ選手もスランプは経験します。

 

ですから、才能発見の「穴掘り」において、重要なことは、目の前の仕事に、全身全霊、徹底的に打ち込んで全力を尽くすということです。

 

そうすれば、「行き止まり」が本物かニセモノかがわかります。

 

それが本物「行き止まり」であれば、その仕事がまったくできなくなります。

 

あるいは、まったく興味がなくなり、まったく意欲がなくなります。

 

「行き止まり」、つまり自動車で言うニュートラルの状態になってしまうのです。

 

これで、自分がその仕事が向いているか、向いていないか、自分の才能がそこにあるかどうかが明確に分かります。

 

以上のやり方で「穴掘り」を続ければ、あなたは間違いなくあなたにしかない才能が眠っている専門分野を見つけ、天才になることができます。

 

この「穴掘り」は、職業の選択にだけではなく、あらゆる才能の発見に有効です。

 

才能は、仕事の才能だけではありません。

 

家事の才能、地域活動の才能、人を褒める才能、人を癒す才能、さまざまな才能があります。

 

ぜひ、あなたの才能をこの「穴掘り」で発見してください。

 

恋愛でも、仕事でも、家庭生活でも、人生のあらゆる場面で、私たちは壁にぶつかります。

 

しかし、その壁は、私たちが歩む道の無限の可能性を見せてくれるのです。

 

それまでは、その道しかないと思っていたのが、まったくのウソであることに気づきます。

 

これが、「壁の法則」であり、「行き止まりは、無限への道」ということです。

 

壁にあたったときはつらいですが、人生単位で見ると、それは、さらなるあなたの役割へ転じる「おめでとうございます」なのです。

 

(『悩み解決「明快」答』 ハギジン出版・一部編集)