佐藤康行の言葉をお伝えします。「跡取り問題を解消する方法」
についてです。
先日、
ある女性がこんな悩みを
私に持ちかけてきました。
「一人娘が嫁に行ってしまうと、
家やお墓を守る人が
いなくなってしまうから、
とても心配なんです……」
たった一人の娘さんが、
もうすぐ遠くに
お嫁に行ってしまうらしいんですね。
そうすると、
先祖代々受け継がれてきた家やお墓が
守られなくなると思って、
気が気ではないんですね。
その方が心配されるお気持ちは、
私にもよくわかります。
そういう問題を解決する方法は、
一つしかないんですね。
それは、
「先祖代々の家系を引き継ぐんだ」
という意識を超えて、
「魂を引き継いでもらう」
という深い次元の意識を
持つしかないんですね。
魂の世界は、
家系などよりも
ずっとずっと深くでつながっている
世界です。
名前が変わろうが、
遠くにお嫁に行こうが、
あなたの魂というのは、
永遠に子孫に引き継がれて
残っていくんですね。
だから、
まず
その事実をしっかりと知ることですね。
今までは、
結婚をするというと、
「家と家の結びつきだ」と
考えてきたけど、
それよりも、
「魂の結びつきだ」と
捉えれば、
もっともっと幸せな結びつきだ
ということがわかるでしょ。
魂の結びつきで
結婚したと捉えると、
それは家系よりも
ずっとずっと深いつながりじゃない。
だから、
お母さん、
魂の世界で
娘さんの幸せを願ってあげてください。
心配は
いらないんですよ。
あなたの魂は
永遠に引き継がれるんですから。
それから、
お墓の問題は、
これを機会に
両家で充分相談をして、
近くに置くとか、
一緒にお参りしてもらうとか、
考えればいいと思いますよ。
