佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
私たちが体験したことは、潜在意識の中にはっきりと刻まれていますから、次に同じような場面に遇った場合には、過去の経験を活かした決断をします。
以前の決断が正しかった場合には、また同じような決断をしますし、決断を誤った場合には、前回とは別の決断をします。
過去に体験したことに対しては、よかろうが悪かろうが、判断基準を持っているのです。
しかし、私たちは未だ経験していないことまでも、過去に経験した範囲の中で判断してしまう傾向があるのです。
過去に体験したことのないようなことの決断を、わずかな経験を基にして、多分こうであろうと勝手に思い込んで判断してしまうのです。
以前に失敗したほんの僅かなことで、せっかくのチャンスに、行動をためらってしまうことが多いのです。
頭の中だけで勝手に判断して、何もせずに行動しないで、もやもやした気持ちのままでいるのです。
過去に体験したことのないことは、理屈で考えず、まず行動してみるのです。
新たなことにぶつかれば、新たな発想と新たな方向性が見えてきます。
それが自分を大きくしてくれるのです。
昨日まで体験したことのないことを今日やってみるのです。
昨日より今日、今日より明日と一日一日、自分を成長させていくのです。
自分を成長させていくことは、絶対に飽きることがありません。
自分の中に眠っている力を、新たなことを体験することによって引き出すのです。
そうすれば、必ず自分で自分にびっくりするようなことが起こってくるのです。
新しい自分を発見するのです。
そして、もうこれ以上の力を出せない、自分の全てを出し切ったという一日を作るのです。
今持っている全ての力を出し切るような一日を体験するのです。
今日一日が人生そのものだという気持ちで過ごす日を持つのです。
今まで知らなかった自分を発見してみるのです。
自分自身で、人生の節目となるようなドラマを作ってみるのです。
人生の中で見本になるような日を作るのです。
これだけ頑張ったことはないという日を作るのです。
それによって、今までは難しいと勝手に思い込んで、トライする前に諦めていたことも、自分の無限の力を信じてぶつかっていけるのです。
そのことが自分を高めていくこと、成長させていくことなのです。
見本の一日を何度も経験するうちに、それは見本ではなく、本物の日常生活になっていくのです。
成功する人間は、毎日、平々凡々と同じことを繰り返してはいません。
どんな些細なことでもいいですから、昨日までやったことのなかったことを、今日やってみてください。
そして、見本の一日を作ってみてください。