1755.山本さんが過去を書き変えるまで

真我日記

写真は鶏肉とトマトの塩麹炒めです。塩麹炒め大好きです。
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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書過去は自由に変えられるより
私は、カウンセリングを受けながら、自分が不幸だと思っていたことが、実はすべて良いことを運んできていることに気づきました。

私が子供の時、咳の発作が止まらないと、お母さんはどんな夜中でも、私をおんぶして、20分ほど歩いて病院まで連れていってくれたそうです。

その時の母の背中の温かさを忘れないから、大人になっても、どんなことがあっても私は頑張れた。

つまり、喘息だったおかげで、私は頑張れる人間になれたのです。

また、汚い格好をしているのを私が嫌っていた父が一生懸命働いてくれたから、自分は大学にも行けたし、ああいう仕事はしたくないという思いで勉強をした。

だから私は、父のおかげで、大好きな塾の先生になれた。

詐欺に遭って、1600万円ものお金を失った時、親戚が、一生懸命お金を集めて貸してくれました。

みんなに愛されていないと思っていたけれど、そんなに多くの皆さんに愛されていたことが私にはわかりました。

そして、最愛の彼女が白血病になったおかげで、命や時間の尊さを知ったのです。

彼女を亡くした後も一途に彼女への愛を尽くしていたから、そんな私を理解して愛してくれる今の妻に出会うことができた。

佐藤先生にカウンセリングをしていただく中で、パタパタと大きな気づきが一瞬で起きていくのがわかりました。

瞬間、雲が消え、太陽の光がサァーッと差し込んできて、景色が輝き出しました。

私は、右目が見えないおかげでこの奇跡に気づいた。

もし右目が見えていたら、ここまで心を追究しなかったかもしれない。

「右目が見えなかったおかげで、心の目が開いた」

私が心でそうつぶやいた途端、まるで稲妻にうたれたように、全身の細胞がビリッと電気に当てられたごとく、体全体がカーッと熱くなりました。

同時に、涙がどっとほとばしり出てきました。

すべての理解が、突然、稲光のように脳裏を走って、暗闇だった世界が、一瞬にして、眩しいばかりの世界に変わりました。

私は、声を震わせて大声で泣きました。

今まで感じたことのない熱いものが、腹の底の底からぐぐぐーっ!と、湧き上がってきました。

こんな自分がいるなんて!

こんな感覚があるなんて!

こんな涙は生まれて初めてでした。

生きてきて良かった!

自分は自分のままで良かった!

私は愛されていた!

ありがとう!

ありがとう!

歓喜の心が、全身を駆け巡っていました。

それから以後、私から見える世界は、今までとまったく違ってしまいました。

見るもの聞くものすべてが、愛そのもの、喜びそのものに見えるのです。

私の過去と未来は、確かに変わりました。

そして、それからの私の人生は、すべてが幸福に包まれたのです。

生まれてきたことへの感謝。

父と母への感謝。

今まで周りの人を恨んできたことへの後悔。

最愛の亡き美里への感謝。

周りのすべての人への感謝。

佐藤先生との会話の中で、私の過去も未来も、書き変わったのです。