1732.不安や心配の実体とは?

真我日記

写真はホタルイカの含め煮です。イカが新鮮でとても美味しかったです。
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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書たった二日でまんまるより
生き方を辛くし、人生を暗くしている大きな要素は、不安と心配です。不安心配症の人は少なくありません。

本来、人生は明るく、楽しく、元気に過ごせるものなのに、これらの感情にとらわれることで台無しにされているのです。

では、どうしたらいいでしょうか。

不安も心配も捨ててしまえばいいのです。「そんなことできない。不安や心配のタネはつきないから」。こういう人は不安、心配の正体を知らないのです。

不安も心配も実体などありません。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と言います。幽霊に出会って恐れおののいたが、よくよく見れば何のことはない、枯れたすすきだったというオチです。

悩みや不安も極論すれば妄想です。

たとえば、最近仕事で失敗続きだったとします。もしかした、自分はリストラ候補になっているのではないかと考え始めます。「もしかしたらクビになるかも……」。あるいは現在蓄えがない。もうすぐ定年である。老後の生活はどうしようと悩む。「もし年金が減額されたらどうしよう」。これも不安、心配のタネです。

不安や心配はすべて憶測の世界です。すべて「~たら」「~れば」の話です。

みんな仮定や憶測で暗い気持ちになっているのです。そんな架空の話で暗くなる必要はないのです。

どうしても、不安や心配をぬぐえなければ、始めから最悪の事態を想定して受け入れてしまうのも手です。

「最悪こうなっても仕方ない」と思うのです。

そうすれば、心配しているほとんどのことは、じつは大したことではないと感じられるはずです。