1126.YSカウンセリングの基本

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

徳川家康が「人生は重い荷物を背負ってうんぬん」と言ってますけど、荷物なんか持つことないんです。

軽やかに爽やかに生きることができます。

荷物があるように思えて、荷物なんかないんです。

あなたがそういうものを背負ってると思い込んでるだけです。

そうしたら、本当に軽やかに喜びいっぱいで生きることができます。

心と同じようなものを人生は引き寄せます。

自分の今の心の状態と同じようなものを引き寄せていきます。

「類は友を呼ぶ」という法則があります。

あなたと同じような心のものが、表にあるもの引きつけていきます。

だから、まず一番元である自分の心に手をつけなければいけない。

自分の心が変わって、あとはそのまま、例えば素晴らしい、いい心、感謝の気持ち、愛の心が出てきたら、それを言葉に出して、行為に表していくと、表にある、環境にあるものを引きつけていきます。

あなたと同じような心のものが引き寄せられる。

それがあなたの運命になっていきます。

人との出会い。

いろんな出来事との出会い。

それがあなたを、運命を作っていきます。

そういう心をもし瞬間に、その真実気づいた時に、また、それを毎日毎日、あなたがその気になればできるわけです。

全然あなたの人生、変わってくると思います。

その次に、このカウンセリングの技術。カウンセリングの技術というのは、ポイントは聞く技術なんです。

人間はみんな自分のことを「分かってほしい。分かってほしい」。ほとんどの方はそう思ってると思いますよ。

みんな分かってほしい。

もし、2人の人が「私のこと分かって」「いや、俺のことを分かれよ」と言えば、分かってくれ、分かってくれ同士でぶつかり合います。

いつまでたってもお互いに「分かってくれ」と思ってるんだから、分かってあげるという時間がほとんどないわけです。

いくら瞑想で心がきれいになっても、そういう現実が待ってるからね。

人対人との部分で、その法則が分からなければ、また心が乱れてきます。

心が乱れてくると環境が乱れ、あなたの体にも影響し、全てに影響します。

原理はそこなんです。

「分かってほしい、分かってほしい」というところから、みんな苦しんでるんです。

そこに1人、「分かってあげよう」という人が現れたら、全部ガラッと変わります。

みんな「分かってほしい」と思ってますから、分かってあげようとしたら、「分かってほしい」というエネルギーと、分かってあげようというエネルギーは違うわけです。

どんなことでも「分かってあげよう」というところから出発するのと、「分かってほしい」というところから出発するのは、天と地の差です。

その技術を徹底的にやっていただきます。

話を聞けば、「ああ、分かってあげればいいんだ。分かった」と思うかもしれないけど、現実にね、皆さん、何十年か生きてきたその癖というのは容易じゃありません。

簡単じゃありません。

とにかく、その流れを変えることに徹します。

「分かってあげよう」というところからいくと、皆さんが本当にそういう心構えで人と会ったりいろいろすると、無敵になりますよ。

無敵になるどころか、相手が、もし例えば何かのクレームで売るとか、けんか腰で来るとか何か来たときに、それを分かってあげようとするんだから、かんけにならないし、敵はいなくなります。

分かりますでしょう? 皆さん。もし、そんな人が現れたら。

それだけで、あなたの不安がなくなります。

自分が不安をいっぱい持っていて、人の不安を救ってあげることはなかなかできません。

自分のことで精一杯です。

自分の家が火事になってるのに、隣の家の火を消すことまで、なかなか浮かばないということです。

その技術をやるんです。