佐藤康行の言葉をお伝えします。
徳川家康が「人生は重い荷物を背負ってうんぬん」と言ってますけど、荷物なんか持つことないんです。
軽やかに爽やかに生きることができます。
荷物があるように思えて、荷物なんかないんです。
あなたがそういうものを背負ってると思い込んでるだけです。
そうしたら、本当に軽やかに喜びいっぱいで生きることができます。
心と同じようなものを人生は引き寄せます。
自分の今の心の状態と同じようなものを引き寄せていきます。
「類は友を呼ぶ」という法則があります。
あなたと同じような心のものが、表にあるもの引きつけていきます。
だから、まず一番元である自分の心に手をつけなければいけない。
自分の心が変わって、あとはそのまま、例えば素晴らしい、いい心、感謝の気持ち、愛の心が出てきたら、それを言葉に出して、行為に表していくと、表にある、環境にあるものを引きつけていきます。
あなたと同じような心のものが引き寄せられる。
それがあなたの運命になっていきます。
人との出会い。
いろんな出来事との出会い。
それがあなたを、運命を作っていきます。
そういう心をもし瞬間に、その真実気づいた時に、また、それを毎日毎日、あなたがその気になればできるわけです。
全然あなたの人生、変わってくると思います。
その次に、このカウンセリングの技術。カウンセリングの技術というのは、ポイントは聞く技術なんです。
人間はみんな自分のことを「分かってほしい。分かってほしい」。ほとんどの方はそう思ってると思いますよ。
みんな分かってほしい。
もし、2人の人が「私のこと分かって」「いや、俺のことを分かれよ」と言えば、分かってくれ、分かってくれ同士でぶつかり合います。
いつまでたってもお互いに「分かってくれ」と思ってるんだから、分かってあげるという時間がほとんどないわけです。
いくら瞑想で心がきれいになっても、そういう現実が待ってるからね。
人対人との部分で、その法則が分からなければ、また心が乱れてきます。
心が乱れてくると環境が乱れ、あなたの体にも影響し、全てに影響します。
原理はそこなんです。
「分かってほしい、分かってほしい」というところから、みんな苦しんでるんです。
そこに1人、「分かってあげよう」という人が現れたら、全部ガラッと変わります。
みんな「分かってほしい」と思ってますから、分かってあげようとしたら、「分かってほしい」というエネルギーと、分かってあげようというエネルギーは違うわけです。
どんなことでも「分かってあげよう」というところから出発するのと、「分かってほしい」というところから出発するのは、天と地の差です。
その技術を徹底的にやっていただきます。
話を聞けば、「ああ、分かってあげればいいんだ。分かった」と思うかもしれないけど、現実にね、皆さん、何十年か生きてきたその癖というのは容易じゃありません。
簡単じゃありません。
とにかく、その流れを変えることに徹します。
「分かってあげよう」というところからいくと、皆さんが本当にそういう心構えで人と会ったりいろいろすると、無敵になりますよ。
無敵になるどころか、相手が、もし例えば何かのクレームで売るとか、けんか腰で来るとか何か来たときに、それを分かってあげようとするんだから、かんけにならないし、敵はいなくなります。
分かりますでしょう? 皆さん。もし、そんな人が現れたら。
それだけで、あなたの不安がなくなります。
自分が不安をいっぱい持っていて、人の不安を救ってあげることはなかなかできません。
自分のことで精一杯です。
自分の家が火事になってるのに、隣の家の火を消すことまで、なかなか浮かばないということです。
その技術をやるんです。