写真はハンバーグステーキです。厚揚げと一緒に栄養満点です。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
本書を監修した医学博士の竹本医師は、現代医療についてこう語っています。
そもそも現代医療では、人を臓器という部品の集合体として見ています。
それぞれの臓器の専門家がいて、またそのなかで細かく専門に分かれています。
知識量は日に日に増えていますので、一人の医師が全ての専門分野を最先端まで網羅することは不可能だからです。
しかしそうやっていくと、肉体の一部にしか興味がなくなり、他の臓器とのつながりを無視するようになったり、感情を持ち様々な背景を背負ったひとりの人間として目の前の患者さんを捉えることが難しくなってきます。
精神といっても、目の前に取り出して観察できるものではありませんから、心の問題は現代医療の中でも研究が遅れている分野だと思います。
ある種の病気の原因を、脳内の物質の変化で説明されていますが、それは原因か結果かは不明ですし、意識自体を脳が作り出しているのかさえ結論は出ていません。
脳科学は近年素晴らしく発達しているとはいえ、心の問題の全てを脳の活動で説明できるようになるのかについては疑問に思っています。
現代医学の優れている点と言われれば、マニュアル通りにやれば、誰でも同じ効果が得られるということが一つ上げられると思います。
最終的に病名がつくわけですね、こういう病気だと。
で、そういう病気に対して、インフォームドコンセントをして、その人に適合したオプションを選択して治療をするわけです。
そういう意味で、マニュアル通りにやれば、一定の効果、同じような効果が得られる、期待できる、というのが西洋医学の利点だと思います。