1127.相手の真意をわかってあげる

真我日記

今までのエネルギーとは全く違うエネルギーですから。

誰が来ても、それを分かってあげようとするんだから。

ただ、ここが普通のカウンセリングと絶対的に違うのは、YSカウンセリングは、まず言ってることを分かってあげるということは大事なことですね。

相手が何を言わんとしてるのか。

でも、言ってることを分かってあげても、言ってることが、ちゃんと心が言えてない場合があるわけです。

本当に深い所まで、本当に言いたいことが言えてない場合がある。

それも分かりますでしょう? 皆さん。

口から出したことだけを真に受けられたら困ることがあるでしょう。

でも、本当の真意を分かってあげれたらいいでしょう?

真意を分かってあげる。言ってることを分かってあげよう。

で、真意を分かってあげよう。

本当の心を分かってあげよう。

その言ってることの奥に、心はもっと広いから、もっといろんなことを言いたいわけです。

それを分かってあげようという姿勢でいくということね。

それも全然違ってきます。

言ってることを分かってあげる。

そして真意、本当に言わんとしてる心を分かってあげる。

例えば、「あんたなんか嫌いだよ」「お母さんなんか嫌いだよ」「お父さんなんか嫌いだよ」と言っても、それを真に受けて「嫌いなんだ」と思っちゃったら、言葉だけでいったらあれですよね。

そうじゃなくて、好きだから「嫌いだ」と言ってるところがあるんです。

その真意を分かってあげたら間違わないんです。

「嫌いだよ」と言ってるのを、「本当は好きだよ」と聞こえるぐらいになればいいわけ。

「ああ、本当は好きだから『嫌いだ』と言ってるんだ」と好きな方を見てあげるんです。

そうすると、話を聞いてても眠れない日とか、そんな日がなくなります。

熟睡できます。

でも、相手の言葉じりだけを真に受けたら、あなたはそのことで悩んだり苦しんだりします。

だから、相手の言葉を分かってあげる、心、真意を分かってあげる。

さらにその奥にある真我を分かってあげるというところまで行ったら、もう最高ですね。

相手は真我そのもの、愛そのものですから、言ってることは全部その一番奥には愛しかないわけです。

それをみんな求めてるし、それを言わんとしてるんです。

それを、手を変え品を変え、いろんなこと言ってる。

「お金が欲しい」っていうのは、「この人は銭の亡者だ」とパッと取らない。

なんでお金が欲しいかというと、お金があったら、いろんな物を買えるし、自由にどこでも行けるから「お金が欲しい」と言ってるだけなんです。

で、なんで自由が欲しいかというと、自分を愛してるから、自分の家族を愛してるから、それを実現するために自由になりたいんです。

みんな愛を求めているわけです。

だから、その求めている愛をキャッチしてあげるんです。

そうすると、みんな最後は納得します。

「ああ。そうだ、そうだ。私の言いたいのはそこなんだ」って。

「金が欲しい」って言われたら、「なんだ、この人。金が欲しいのか」「あんた、金が欲しくてしょうがないんだね」なんて言われたら、今度はけんかになっちゃうでしょう?

「なんだ、この人は。全然分かってくれない」となっちゃう。

でも、世の中、そのような受け止め方をする人がほとんどなんですよ。

仮にそうだとしても、「本当はそうじゃなくて、本当は愛を求めてるんだね」と話してるうちに、だんだん、だんだん「あそうだ。私はそうだったんだ」と自分に気がついてくるんです。

意外に分からないで言ってる場合が多いから。

そういうふうにして、相手の言ってることを分かってあげようとすれば、カウンセリングだけで相手の心がどんどん変化していくのが見えてきます。

皆さんは、今まで自分を求めてきて、真我を開発して、まず自分追究の旅をやってきました。

まず自分を救うところからやってきました。

まず自分のことで来ましたよね。

「人を救ってあげたい」と思って来た方もいるかもしれない。

しかし、それを悩んでいる自分がいるから、やっぱり自分なんです。

それを見てて苦しんでるから、人の苦しんでるのを見て心痛めてる。

それは、やっぱり自分のことから先です。

で、このYSカウンセリングからは、これをUターンさせるんです。

いつまでも、ただ自分自身の心を解決するためにやっていったら、やっぱり自分のことですから、また同じことを繰り返していく可能性があるわけです。