973.新しい意識の時代の家庭

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「新しい意識の時代の家庭とは?」

についてです。

では、各人が最高に個性を生かすには

どうしたらいいでしょう。

根本の答えは意識を変えていくしかない

ということです。

過去からずっと正直者が

バカを見る時代がありましたが、

それよりも本当の人間、

意識の高い人間が豊かになっていく

時代になるべきなのです。

いまのような知識や情報の時代から、

そして物質と金銭万能の時代から、

意識の時代への変換はどこで

判断したらいいかとなりますね。

たとえば、

あるふつうの家庭での変化は、

どのようになるでしょうか。

私はこう思います。

まず全体で見たら、

各個人がそれぞれの個性を生かせる

家族であるということです。

また、そのような社会でもある

ということです。

人間ひとりひとりの個性が

生き生きと発揮されていて、

それぞれがバラバラのようでいて、

調和している世界です。

個性を生かすと一見バラバラに見えます。

しかし、全体では

調和がとれているという姿です。

家族それぞれが個性を生かして、

やるべきことをやっているけれど、

全体ではとても仲良く

調和がとれている、

仲のよい関係ということです。

バラバラでいて、

いざとなったらすぐにひとつに

まとまるという関係や結びつき、

これが新しい意識の時代の家族だと

私は思います。

たとえば親が子供に対して、

お前はこうあれ、

家庭のためにこうせよ、ああせよと

親の都合のいいように、

むりやり型にはめたり、

固めたりするのは、

意識の世界とは反対の世界です。

いまの時代はこういう家庭が

あまりにも多くなって、

社会がおかしくなっているのです。