1014.八つ当たりの長期版

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「八つ当たりの長期版」

についてです。

結婚しても

「相手が誰でも何故か

理由も無く離婚したくなる、

幸せになるほど自分で壊したくなる」

という思いに駆られ、実際に離婚し、

また再婚した相手とも

離婚寸前の女性がいました。

彼女は幼少の頃、

浮気をしていた父親をとても恨み、

母親の痛みの復讐を

子供心に胸に抱いて育ちました。

しかし、

頭では親には感謝しましょうと

教わっているので、

恨む気持ちを、無理やり

心の奥の潜在意識に

押し込み閉まったまま、

表面的には忘れたように

なっていたのです。

しかし、潜在意識は、

誰彼の区別がつかず、

父親への恨みが、

そのまま夫に出ていたのです。

まさに八つ当たりの長期版

ともいえるのです。

こうした、過去の体験と言う原因が、

別の対象に同じ現象のパターンを

繰り返してしまう性質になっているのです。