1783.本当の自分を聞いてあげる

真我日記

写真はかぼちゃの煮物です。昔からかぼちゃが主食と言えるほど栄養満点で大好きです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 心理ではなく、真理カウンセリングで、
カウンセリングの際の聞くことには,
1、相手の言うこと
2、相手の言葉の奥にある思い
3、その人の本当の自分
の3つあり、
1つ目と2つ目は、偽の自分(偽我)であり、3つ目は、本当の自分(真我)です。
というくだりの部分があります。

この3つ目の「真我=本当の自分」を聞いて、相手に返すというところこそが、
心のドクター佐藤康行先生のカウンセリングの最大の特徴です。
そのことを、「真我の鏡返し」と言います。

カウンセラー養成コースでの、佐藤先生のコメントを紹介します。

真我は、宇宙そのものであり、みんなは宇宙であり、みんな一つなんです。
ほんとに悟ったら、みんな上下がないわけです。
私と皆さんは同じであるし、全ての命は一つですから。
その絶対大前提の部分から捉えるんです。
それには愛があれば、相手に通じる、相手が一番分かりやすい言葉を使う方がいいんです、状況に応じて。
「ほんとに憎たらしいわね。悔しい。ほんと私もそう思うわ」と言ってあげるんです。
でも、それを言うのが一番の目的じゃないですから。
まず、それで「ああ、私の言わんとしてることをこの人は分かってくれたわ」と。
でも、そこで終わらせないことです。
そこから始まるわけ。
でも、目的は常に真我ですから、最終的には真我までもっていくのが目的であって、その途中経過はいいわけです。
これは、ごまかしでも何でもないんです。
これが言えることが愛なわけです。

さらに、この真我の鏡返しの部分を理解する上で、
とても重要なのが佐藤先生の「人間の認識」のお話です。
それを紹介します。

私たちが物事を認識するときに、物事を「知る」という世界がある。
物事を認識する、何かを学ぶというのは知る世界です。
学問は全部知る世界です。

私たちが何かを判断するときに、知ったことで判断するわけ。
「あ、それ、分かる、分かる」「それ、聞いたことある」というふうに判断します。
どっかで勉強したこと、本で読んだこと、話を聞いたことで判断する。
これを「知る世界」と言います。

これは、長所と欠点がある。
長所は誠実だということ。
知ったことしか答えられないから。誠実だと。
欠点は、知らないことは認められないという欠点があるわけ。
これが知る世界。

次は「信じる世界」ってあります。
信じるというのは、「信じる者は救われる」と言いますでしょう?
「あなたは神仏を信じますか」とか、「私を信じてください」とか。
あなたと契約するんだけど、「ぜひ、私を信じてください」と言いますね。
信じるという認識の仕方があるわけです。
よく分からんけど信じる。

これも長所と欠点があるわけ。
この長所は何かというと、長所は速いんです。
よく分からなくても全部信じちゃうから。速い。
例えば、この人と結婚するかどうかって信じちゃってね。
速いですよね。全部分かってからとなったら、一生結婚できないかもしれない。

全部分かってから契約するなんて。じゃ、どこまで分かったらいいの?
会社のこと全部分かるとか、何が全部分かるとか。
そんなことしたら、永久にそれもできません。

宗教なんかで「信じる」って言葉を使います。
なぜならば、私たちの分からない世界だから、信じるか、信じないか、どちらかの世界しかないわけ。
欠点は何かというと、盲目になっちゃう。
盲目になっちゃうから、それを信じちゃって、例えばカルトを信じたために、
その教祖と一緒に一網打尽になった人間がいっぱいいますよね。
それは信じたためです。
それは欠点です。盲目になっちゃうということです。
これは物事を認識するときの話です。

次は何かというと、見える世界。
物事を知ろうが知るまいが、信じようが信じまいが、見える世界です。
今皆さんがカウンセリングをやってるのは、この見える世界を訓練しています。
見えるようになるための訓練をしてるんです。

「見える」ってのは、一つは肉眼で物事が見える。
相手が悲しそうな顔したとか、苦しそうな顔した、嬉しそうな顔したって、
肉眼で見えますよね。

そして、心眼で見る。これは霊能者などがそうです。
相手の心を見る。
相手がどういう心の状態なのかという、心を見る。
心が見えた時に、だいたいその人の未来が見えてくる部分があるわけです。
なぜかというと、「こんなに夫のことで、妻のことで恨んでる、
憎んでることが分かったら、このまんまだったら離婚するな」とかね、
「大変な問題が起きるな」ということが、心を見てるうちにだんだん見えてくるわけです。
「この人とこの人は結婚するな」とかね。そういうことです。
心眼、心を見る。

ここでさらにやろうとしてるのは、「真眼で見る」
宇宙の目で見るというか、愛の目で見るということ。
その大前提で物事を見ていく。

このカウンセリングは、「真我」がつきますから、
目的は真我で物事をちゃんと言ってあげれるように、
締めくくりはそのようにもっていくのが目的です。

そこに相手が気づくようになればいいわけです。

肉眼、心眼、真眼です。

目的はそこです。
人はすべて、宇宙そのものであり、愛であり、喜びいっぱいで感謝に溢れた存在だということです。
相手も、皆さんも、そっちが本当のあなたなんです。
本当はそうなのに、そうじゃないような生き方してただけなんです。
だから、そこに気づかせてあげればいいわけです。

具体的にどのように進めていくのか、あすから見ていきます。