1563.欲望のモチベーションと喜びのモチベーション

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者悩み解決明快答より
ここまで、さまざまな悩み解決の法則を見てきました。

法則は四つの柱から構成されていました。

一つ目は、「悩みを整理する」。
二つ目は、「心を変える」。
三つ目は、「言葉を変える」。
四つ目は、「行動を変える」。

これら四つの柱はそれぞれ、悩み解決にとって非常に有益なものです。

四つのうち一つでも、それを徹底的に追求すれば、その効果は計り知れません。

四つを組み合わせて実行すればなおのことです。

さて、悩み解決の「明快答」として、その法則をさまざまなかたちで紹介してきましたが、それらすべてに通じるひとつの土台があります。

それは、「生き方を変える」ということです。

では、どのような生き方に変えるということなのか。

それは「喜びの生き方」に変えるということです。

「喜びの生き方」を実践すれば、悩みは一つ残らずなくなります。

毎日毎日、一瞬一瞬楽しくて、うれしくて、喜びにあふれた人生をおくれます。

あなたが、悩み解決の法則を一つ一つ実行すれば、あなたはまちがいなく「喜びの生き方」ができます。

いえ、あなたがちゃんとそれらを実行すれば、そのときあなたはもうすでに「喜びの生き方」をしているはずです。

では「喜びの生き方」とは何でしょうか。

「喜びの生き方」は、ちょうど、すべての法則の扇のかなめの部分にあたるものです。

ですからここのところが分かれば、あなたはより深く悩み解決の法則を理解していくことができます。

「喜びの生き方」とそうでない生き方との違いは、モチベーションの種類の違いです。

モチベーションとは、行動を起こさせる意志のはたらきのことです。

モチベーションは、大きく二種類あると私はとらえています。

ひとつは、「欲望のモチベーション」。

もうひとつは、「喜びのモチベーション」です。

「欲望のモチベーション」とは、欲望をもとにした意志のはたらき、「喜びのモチベーション」とは、喜びをもとにした意志のはたらきという意味です。

「喜びの生き方」は、「喜びのモチベーション」にしたがった生き方です。