1562.やる気が出ない時には

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者悩み解決明快答より

「欲望のモチベーション」という言葉は、「欲望をもとにしたモチベーション」という意味で私が作った言葉です。

そもそもモチベーションとは、「動機付け」とも訳されますが、行動を引き起こす意志のはたらきのことです。

モチベーションがなければ行動は起こりません。

つまり、モチベーションは、あなたの活動を支える重要なものなのです。

「何か最近やる気がでないなぁ」
「気力がわかない…」

というように無気力状態で悩んでいる人が最近大変多いようです。

私のところにもたくさんの方が相談にきます。

生きる気力を失ってしまい、悩んでいる人が大勢いるのです。

無気力状態の人は、モチベーションが足りない状態にあるといえます。

モチベーションが足りないと、悩みも漠然としたものになります。

なんだか心の中がもやもやしているけれど、それが何か分からないという状態です。

こういう状態にある人は、自分の中の欲望のモチベーションを引き出してやる気を出すというのも一つの手でしょう。

方法としては、自分の欲望の対象を明確化するということです。

とにかく自分が欲しいものを紙に書き出してみる。

食べ物、時計、車、家、恋人、結婚相手、旅行なんでもかまいません。

欲しいものが明らかになると、自然とやる気が湧いてくるはずです。

ひとたびあなたの欲望の対象がハッキリすれば、やる気が出てそれを目標に行動するようになります。

そして、目標に向かって行動するようになると、その目標までの障害が現れてきます。

すると、無気力なときは漠然としていた悩みが、にわかに具体的な悩みになります。

これは、大変いいことです。

なぜなら、漠然とした悩みはつかみどころがなく、うまく扱えないですが、具体的な悩みであれば、真正面から取り組めるからです。

悩みが具体的になれば、「悩み解決の法則」を使ってどんどん悩みを解決していくことができます。

「欲望のモチベーション」を呼び覚まして悩みを明確にする。

これも、ひとつの悩みの整理法かもしれません。