佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
私は若い時に、成功者の本を読んで、将来は世界一のステーキチェーンを作ろうと夢を持ちました。
まだ九坪の店を一店舗しか持っていなかった時に、自己紹介で「八年以内に百店舗のお店を持つ、佐藤康行です」と言い続けていました。
初めの頃は、私の言葉を信じていなかった人々も、その後、フランチャイズ店を増やしていき、三十店舗、四十店舗とお店が増えるに従って、百店舗展開を疑う人はいなくなりました。
私はある時、自分の夢について真剣に考えてみたことがありました。
私の目標は、二千店舗展開、それと百人の経営者を作ることですが、本当に人生の目標としてそれでよいのか、それらが達成できれば悔いのない人生を送ったと本気で思えるのかそのような単なる数字ではなく、人生の根本的な目標、生き方、哲学があるのではないかということを考えてみました。
いろいろと考え悩み、思案しているうちに、私は、ある結論に達しました。
たった一回の人生の中で、絶対に虚しくならない目標と生きる哲学の二つを発見したのです。
一つは、自分自身の魂を高め続けていくことです。
昨日より今日、今日より明日と自分自身の魂を高め続けていくことなのです。
魂は肉体がなくなっても永遠ですから、魂を高めていくことはどんなに歳をとっても喜べるのです。
そしてもう一つは、人に喜びを与え、そしてその人が喜ぶ姿を見て、自分が喜ぶということです。
人の為に思い、行動するのです。
そして、相手が喜んでいる姿を見て、自分が喜ぶこと、すなわち愛です。
これも虚しくなりません。
昔の私の目標は、世界に「心の学校 生き方教室」を広めていき、世の中に素晴らしい影響を与えられるような人間になること、そして、これからの社会を背負っていく若い人々に、今の学校教育で足りない大事なことを教えていける学校を作って世の中をよくしていきたいということでした。
私にとって、二千店舗展開も百人の経営者作りも、一生の中では、中目標の一つになっています。
自分自身の魂を高めていくこと、そしてたくさんの人々が喜ぶ姿を見て自分が喜ぶこと、これこそ究極の喜びなのです。
この二つのことを徹底していけば、お金も人も物も必要に応じて集まってくるのです。
ぜひ、自分自身の魂を高めていくことに、目を向けてみてください。
そして、人の為に行動して、喜んでもらうことを体験してみてください。
一度この喜びを知れば、ただお金や物だけを追っていることが、いかにむなしいことか分かるはずです。
ぜひ、「真我開発講座」を受けてみてください。
本当の人生の目的が明確になるはずです。