1435.心が変われば行動が変わる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
私たちの人間関係は、全て思いの交差でできています。

他人と接していて、自分が相手に対して好意を抱けば、その思いは相手に好意的に伝わります。

反対に、相手に対して、嫌悪感を感じていれば、その思いもそのまま伝わります。

相手からあなたが好かれたと思ったら、相手もそのように感じます。

逆に、相手からあなたが嫌われたと思ったら、相手もそのように感じます。

それは、そのような波動が相手に伝わるからです。

その思いを、言葉に出すともっとリアルに分かります。

さらに、行動で示せばよりハッキリとします。ほとんど伝わります。

誰でも経験があると思いますが、恋をした相手に対して、何も言えずにいても、何となく伝わるものです。

そして、その恋を告白すれば、より思いは伝わり、プレゼントをしたり、デートに誘ったりという行動で示せば、その気持ちは相手に明確に伝わります。

このように、思いのほんの一部が言葉となって表現され、言葉のほんの一部が行動となって現われてくるのです。

つまり、行動よりも、もっと言葉はたくさんあります。

言葉よりももっとたくさんの思いがあります。

行動も言葉も、思いのほんの一部だということなのです。

しかし実際に、発言したり、行動したりしなければ本物ではありません。

心が人をゆさぶり、心が人に発言や行動を起こさせているのです。

例えば、私たちが今、着ている服も、今日はこの服を着ていこう、という思いを実行した結果なのです。

逆の観点からすれば、発言や行動を変えようと思ったら、その奥にある思いを変えることをしなければ、発言や行動は絶対に変わらないということなのです。

心が変わっていないのに、言葉や行動を変えようとしても、全く一時的なもので、すぐに元の自分に戻ってしまうのです。

心構えを先に変えるのです。

本気になって、行動を変えるつもりならば、自分自身の思い方を変える以外に、方法はないのです。

思い方が変われば、自然に、発言も行動も変わってくるのです。

心から行動を変えるのです。

人を判断するときの材料は、その人の話と態度や行動です。

その人が話していること、行動していることは、その人が思っていることの一部であるということを自覚するのです。

つまり、その人の表面的なもので判断するのではなくて、人の心をくみ取りなさいということなのです。