2506.うつ病は90日で90%治る34

真我日記

写真はジブリ美術館です。幻想的で素敵なものばかりでした。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 

学生のころからうつ病で悩んでいた青年が、YS心の再生医療で回復した体験談の続きです。

 

ここから======

 

ある日、母が私を抱きしめてくれたことがありました。

 

実は以前から私のなかには、子どもがお母さんに抱きつくイメージが、鮮烈にありました。

 

「もしかして、母に抱きしめてもらいたいのかな?」と思っていた私の心を、母が察してくれて、抱きしめてくれたのです。

 

その時は「あっ、これでうつが治る」と思ったんですが、全然治りませんでした。

 

治す方法はこれでもないんだな、じゃあ何なんだろうと思いましたが、解決策は一向に見つからないままでした。
林業を続けていた私は、天職についても考えるようになっていました。

 

仕事に誇りももっていましたし、楽しい時もありましたが、同時に何かが違うという気がしていたのです。

 

私はそんなに職人気質でもないし、林業の世界で突き詰めていくことは、どうも不向きな気がしていました。

 

実際、何回か大きな怪我もしましたし、ずっと定年まで続けるのは考えにくかったのです。

 

じゃあ天職は何なんだろうと思っていました。

 

山に数人のチームで出かけていき、それぞれ散って行って、時間がきたら戻ってきてトラックで帰るのですが、仕事をしていても時間が進まず、苦痛に感じるようになりました。

 

もう何回も腕時計を見て、まだ10分しか経っていないのか、早く帰りたい、と思っていたのです。

 

職場の人間関係も、誰かの悪口を言って会話が成り立っていることに、嫌気がさしていました。

 

一緒にいる目の前の仲間が攻撃対象になった時が、一番嫌でした。

 

その場にいない上司とか、誰かを責めている分にはまだいいんです。

 

でも一緒にいる人を悪く言うとなった時に、自分も言ってしまうんです。

 

そんな自分がまた嫌でした。