1270.人間は心の結晶体

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

我々は、言葉に出す前に、心に思っていることがあります。

行動する前に心に思っていることがあります。

そして普段、我々の日常生活の中での幸・不幸・成功・不成功は総て我々の心が決めています。

誰かが決めているわけではありません。

どれだけ大成功者と言われても、本人が成功していないと思ったら、それは成功ではないのです。

それらは総てが我々の心の中で起きているものだからです。

故に、心の問題を解決すれば、総ての問題が解決できるわけです。

我々が仕事をしたり、いろいろして、お金が入ってきたとか、成功したとか、そして、いろんなアイデアを考えついたとかは、全部心の中で起きていることなのです。

お金だって一人でにピラピラと飛んでくることはありません。人の心を通じて「あっ、これならお金を出す価値がある」と思うから、お金と品物が交換されるのです。

やはりお金も、心なのです。

会社も心なのです。

会社も、こういう目標であろう、こういうことをやろうという計画を立てて、それを実行していく人間の心の集まりなのです。

もっと大きく言うなら、日本全体も、日本人という心の集まりであります。

日本人という一つの性格が、この日本がどこに行くのか決定しているのであります。

即ち、一人の人間がこの性格で、この行動パターンで、このままいくとどうなるだろうと予測することは大体可能です。

だから会社も、心の集まりのこういう人たちが、こういう気持ちでやって行ったらどうなるかということは、大体予測ができるのです。

一つの国も同じなのです。

日本人は、今までこういうパターンで、ここで発展して、ここで戦争したという一つのパターン、性格があります。

日本人という個人の性格もありますが、日本人全体の性格があります。

即ち、我々は心の問題を解決できれば、ほとんどの問題は解決できるのです。

人間個人も、この肉体も心の結晶体なのです。

ご先祖様のいろんな思いが両親に引き継がれ、両親の思いが自分に引き継がれ、その上に自分の思いが加わった結果なのです。