1439.生き方教室とは心の教育だ

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より

私は昔、毎月「生き方教室」というユニークな教室を開催していました。

毎回、多数の方に参加していただいて好評をいただいていますが、そもそもこの「生き方教室」を実施しようと思ったのは、世の中には、いろいろな話し方や自己啓発の講座がありますが、私は以前からこれらに疑問を感じていたからなのです。

話というのは、私たちの思いの中から出たほんの僅かな部分です。

しかし、私たちは一日に一言も他人と話をしなくても、自分自身には話をしています。

いろいろなことを考えています。

口に出した言葉が、運命を変えていくということも確かにありますが、本当に大切なのは、その奥にある思い、という自分自身に対する言葉、これを変えなければ人間は根本的に変わらないということなのです。

表面的に口に出す言葉でしたら、心にもないこと、とごまかせることはありますが、自分の心に対しては絶対にごまかしはきかないということです。

自己啓発ということについても、いろいろな行動の原点になっている思い、ということに焦点を当てているものが、ほとんどありません。

心という問題に焦点を当てていたとしても、難しすぎたり、抽象的すぎたりして実際の生活に適応させていく方法が見出せないという結果になっています。

心、すなわち思い、が自分の言葉になり、行動になり、結果となって現れてきますから、その根本の思いがもっとも重要なのだということを、私はこの教室を通して感じてもらいたいのです。

思いを変えることによって、口から出る言葉も変わり、表情も変わり、行動も変わってきます。

当然、運命、そして人生が変わっていくということです。

根本の思いを変えましょう、ということなのです。では、どういう思いがよいのでしょうか。

私は常々次のように言っています。

『明るく、前向きに、積極的に、夢をもって、目標をもって、プラス思考で、愛と感謝の気持ちで素直な心』

昔から、深い真理や深い心の持ち方を説いている人はいますが、ほとんどが難しくて、実際に生活していく上で、どうしたらよいのか分からないのが実態です。

それを分かりやすく、明解に、どんな人でも納得でき、すぐに使えて行動に結びつけられるようにしているのが「生き方教室」なのです。

どんなに素晴らしい考えでも、教えでも、それに行動が伴わなければ何の意味もありません。

行動でき、結果を出してこそ、考えや教えは素晴らしいものになります。

だから「生き方教室」なのです。