1269.あらゆる出来事の原因は人間の心

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

もう少し深い観点でいくと、因縁であります。

因縁の因というのは種です。

そして、縁とは人の縁です。

だから、人間の運命とは、バラの種がバラに咲くように、または牡丹の種が牡丹に、桜が桜に、水仙が水仙に咲くように、種の段階で決まっているのです。

そして、種だけでは実を結ばないのです。

縁が必要です。

土壌、水分、栄養分、日光、それらが縁です。

それらがなければ、種は実を結ばないのです。

種という思いがあります。

“オギャー”と生まれた時に、既に一つの思いがあるわけです。

だから、心の部分というのは、我々が人生を生きていて、本当は絶対に知らなければいけないことなのです。

それを知らないで、終わってしまうということは、何でこんな時代が来たんだろう、何で私だけこんな風になってるんだろう、おかしいな、なんでだろうな、と思ってわからない結果なのです。

でも全部それは、その前のいろいろな思いが結果として現れているのです。

なぜ私が病気になったのだろうか、病気になる理由があるのです。

全部、自分の心が引き起こしているのです。

それがわからないと、根本の解決策がわからないことになります。

よく原因があり結果があると言います。

結果を見ていても、原因がわからないと、いつまでたってもわからないのです。

だから、一体何が原因なのだろうか、別な意味からして言えば、人間の心が総ての原因ということも言えるのです。

それがわかればものすごく、我々の人生はスムーズにいくのです。

気持ち悪いくらいにスムーズにいってしまうのです。

なぜこんなにうまくいくのだろう…えっ!えっ!とびっくりするほどなのです。

こういうことをもっと深く突き詰めていかなければなりません。

これは私自身の体験談から掴み取ったことであります。