佐藤康行の質疑応答をお伝えします。
Q相談を受けて、心の闇の方で会話を続けていくと、アドバイスっぽくなる自分を感じるんですが、闇の方じゃなくて、愛の方で返していくと、アドバイスはいらないというのがすごくはっきりするんですが、どうでしょうか?
A:
その通りです。
アドバイスなんかしちゃ駄目なんです、ここで。
YSのプロカウンセラーをやったら、アドバイスをすべきじゃないんです。
アドバイスってことは、「私の考えが正しいから、私の考えに従って」と言ってるの。
相手を見下してることになってるわけ。
でも、真我の鏡返しは「あなたは素晴らしい、あなたは無限だ」と言ってるんです。
全然違うでしょう?
アドバイスっていうのは、私が上になって教えてあげるってこと。
姿勢が全然違うでしょう?
Q:
それは、闇の話をやり取りしてるとそうなっていくのかなと思って。
A:
そうね。ドツボにはまっちゃう。
Q:
だから、そっちにはまらないで、光の方の話で相手の話を光で受け止めて、光の方にもっていく方が、シンプルでストレートでいいなと。
A:
だから、例えば、子供がお父さんにひっぱたかれたとなったら、「本当にそういうことをやって気づいたのね。あなたの将来のことを思ってるのね。お父さんは愛が深い人ね」と言ってあげたら、そのことが最大の教育になるじゃないですか。
ひっぱたかれたら、「痛そうな顔して大変だね。うわー」となると、だんだんおやじを恨むようになってくる。
お父さんのビンタが本当に愛にしか見えなくなったら、そういう返答しかできなくなっちゃうでしょう?
そういうことなんです。
意味分かりますね?
これはぜひ、本当に本腰入れてやってください。
本当にこれ、すごい威力を発揮しますから。