佐藤康行の言葉をお伝えします。
もしもあなたがコンプレックスを持っていたならば、それはなくさない方がいいのです。
コンプレックスは財産なのです。
コンプレックスはなくすのではなく、活かすのです。
コンプレックスというのは、不足の心です。
宇宙の法則には、不足の所を埋めようという働きがあるのです。
ここに穴が開いていたら、水や土が入って埋めようという力が働きます。
ハングリー精神というのは、そういうところからくるのです。
それがエネルギーになっているのです。
コンプレックスは、エネルギーそのものでもあるのです。
過去の超天才と言われる人は、みんなコンプレックスが強かった人です。
学歴がない。
劣等生だった。
家柄が良くない。
ハンサムでない。
背が低い。
女性にモテない…
エジソン、アインシュタイン、フォード、ホーキング博士…みんな大変なコンプレックスを持っていました。
松下幸之助さんが、自分が成功した理由は次の三つにあるだろうと言っていました。
一つ目は家が貧乏だったことです。
だから、素直にお金が欲しいと思えたのです。
二つ目は学歴がなかったことです。
だから、一流の大学を卒業した頭のイイ人を、素直に尊敬できたのです。
そして、三つ目は病弱だったことです。
だから、人を動かすことに知恵を絞ったのです。
コンプレックスエネルギーを見事に活用して、あれだけの大成功を収めたのです。
コンプレックスは財産なのです。
ですから、コンプレックスは持っていた方がいいのです。
私も若い頃はコンプレックスの塊でした。
引っ込み思案で、人前でちゃんと話をすることなどとてもできませんでした。
だから、その分、自分の言いたいことを人にしっかりと伝えるようになろうと強く思いました。
そのエネルギーのお陰で、今では人前で話をするのが本業になってしまったのです。
ですから、コンプレックスは本当に貴重なエネルギー源なのです。
後は、目的を一つに絞ることです。
目的を一つに絞った時に、そこにエネルギーが集約されるのです。
一つのことに徹底するのです。
コンプレックスエネルギーを、それをやり遂げるパワーにするのです。
目的を一つに絞った時、そのコンプレックスエネルギーはパワーに変わるのです。
コンプレックスエネルギーを活かせば、最強運を掴み取ることができるのです。