1234.目が見えるから見えなくなる物事を根っこから見つめ直す

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

我々には目があります。

目があることによって逆に見えなくなっているものがあります。

何故かというと隣の人が見えてしまうからです。

隣の人を見ると“ああなりたい、こうなりたい”と羨ましく思ったり、いろいろなことを考えすぎてしまったりします。

そうするとその思いを叶えたい一心で真似をしたりするのです。

自分とその人は違うのに知らないうちに同じようなことをしてしまい、ハッと気がついた時に非常に苦しむ結果となるのです。

自分は世界に一人しかいないのです。

目があることによって、隣の人を見てしまい、逆に盲目になってしまっているのです。

こういうことを最近よく感じるのです。

我々はもっと根本的なものを理解するとともに、物事について、根っこから考えなくてはいけないのです。

人生において常にこのことを追及していかなくてはいけないと思うのです。

二千年以上も前から釈迦やキリストがこのことを唱えているのです。

しかし、我々の日常生活の中で本当に理解してやっている人が何人いるのかということになると、首を傾げざるを得なくなるのです。

即ち、このことを実行することは非常に難しいからです。

故にこういうことを我々の日常生活の中でわかりやすく、実践をしていく必要があるのです。

そして、自分の生活の中で他力と自力ということを理解していくためには、まずこのことを把握することが最も重要なことです。

先程、他力とは宇宙の法則であるという捉え方をしましたが、では自力とは何なのかと考えてみると、本当は辿っていくと他力と自力は同じところに辿り着くのです。

同じとはどういうことかと言うと、同じ方向だということです。