写真は豚肉と夏野菜の炒め煮です。夏野菜が良い味を出してくれています。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
医学の進歩には目覚ましいものがあります。
一方で、それをあざ笑うかのように、新しく名のつく疾病、いわゆる病気が、私たちの社会には次々と表れます。
糖尿病や高コレステロール血症などの生活習慣病と称されるもの、アルツハイマー型認知症なども現在では一般的ですが50年前にはなかった病名です。
難病といわれるものも、130種類を数えます。
近年、特に人の社会に影を落としているのが、精神的な病です。
精神疾患といわれるものには、一般的にも知られている、統合失調症、パニック障害、躁うつ病、うつ病、心身症、自律神経失調症などがあります。
引きこもり、不登校といった問題も、背景に自閉症などの発達障害や、対人不安症など社会不安障害を抱えている場合があり、理学的な所見を得ることを含めた、医学的な評価が必要であると言われています。
現在、多くの人は、病気になったといえばいわゆる病院に行きます。
主に西洋医学のお世話になるわけです。
そこには専門の医師がいて、その症状について問診をします。
食欲はあるか、熱はあるか、その他の症状はあるかを、本人に確認していきます。
場合によっては、触診や機器による検査、あるいは、薬による検査などをして、病状を確認します。
病状が判明すれば、適切な判断の元、治療に当たっていきます。
軽い場合は投薬で済むでしょうし、必要によっては外科手術も行われます。
この時、医師は何に基づいてその病気と判断し、必要な処方していくかというと、端的に言いますと過去のデータ、統計と言うことになります。
医師の診たてと処置が適切であれば、間もなく回復していくでしょう。その場合、残念なことに、診断を間違うこともあり得ます。
よく似た症状であっても、見えない因子が隠れていたり、診察のときにはそれが現れていなかったりして、処方しても回復しない場合もあります。
あるいは、目に見える材料は、明らかにその病状を物語っているのに、どうしても治癒に向かわないケースもあります。
今までにない、新しい症状の場合は厄介なことになるでしょう。
過去のデータから探っていっても該当するものがなければ、手探り状態となります。