佐藤康行の言葉をお伝えします。
私たちの運命は、遺伝子によってある程度決められています。
今、遺伝子の研究が盛んにされています。
しかし、遺伝子の研究をすればするほど、人間というのは中途半端になるのです。
例えば、家族でも、遺伝子を大事にすると、子どもばかり大事にして、ご主人や奥さんを大事にしない可能性があります。
夫婦は他人の始まりと言います。
遺伝子を一番にするから、そういう考え方になるのです。
しかし、遺伝子を重要視し過ぎると、さまざまな問題の根本的な解決にはならないのです。
遺伝子を大事にし過ぎると、却って問題が膨らむのです。
ますます対立を極めることがあるのです。
戦争も遺伝子のつながりを大事にしたが故に起きています。
民族間抗争も全部そうです。
しかし、遺伝子よりも魂を大事にした時に、捉え方が根本的に違ってくるのです。
魂を重要視すれば、血のつながりを越した世界になります。
そうすると、時には親子にも増して夫婦が大切だと思える可能性があるのです。
それだけでも、世の中は大分平和になります。
魂の世界というのは、遺伝子の流れを超越しているのです。
魂の世界として捉えた時、初めて国家も民族も関係なくなります。
魂のつながりの中で、全人類が縦横無尽に結びついてくるのです。
これから私たちは、魂のつながりを最も大事にしなければいけないのです。
そのことによって、個人の運命を変えるだけではなく、地球全体、人類全体の運命をも変えることができるのです。
遺伝子の運命さえも変えてしまう力が、魂にはあるのです。
戦争をなくすのも、魂の世界で捉えないと無理なのです。
魂に目覚めた時、初めて誰もが、本当の心の平安を享受することができるのです。
人類の多くが魂に目覚めれば、この世は本当に素晴らしくなっていくことでしょう。
魂に目覚めた時、本当の心の平安が訪れ、最強運の人生を歩めるのです。