先日、ある地方で私の講演を企画していただいたK・Hさんという五十代の女性から、こんな話を聞きました。
彼女はある療術の先生なのですが、やはり真我開発講座を受講してさらに大きく発展した一人です。
「人の原点や自分の素晴らしさに気づきました。
自然と両親や先祖に感謝の気持ちが持てるようになりました。
それからはくるものをそのまま受け止められる自分になりました。
宇宙からのプレゼントもたくさんいただきました。
思いを寄せたら即思った以上に実現するのです。
佐藤先生の講座の件も、いつも予約で埋まっている百名以上の会場が、一瞬でパッと取れたんです。
私の教えている生徒さんたちも、最近は私の話を楽しみにしてくれているんです。
必要なものが必要なだけあればいいと思っていたのが、それ以上に入ってくるのです。
本当に嬉しくて、毎朝ワクワクした気分で起きるんです」 釈迦は、「人間は心でできている」、キリストは、「人間は言葉でできている」、といっています。
私はまったくそのとおりだと思いま
この世にある万物は、誰かが心に描いて、それを言葉にして、それが後から具体的な形となって現れたものです。
即ち、先に心でものごとが出来上がるのです。
自分の将来を予測したかったら、自分のいまの心を見ればいいのです。
その心が未来に現れるからです。
ですから、いい未来を開きたかったら、いい心を開くことです。
その心がしっかり反映されるからです。
私は心を大きく二つに分けています。
一つは、私たちが普段考える人間の心です。
もう一つは、真我です。宇宙の心、神の心ともいい換えてもいいのです。
そして、そこには大宇宙の法則とでもいえる法則があるのです。
地球を作ったのも、人間を作ったのも人間ではないのです。
飛行機を作れても、その原材料のアルミニウムや鉄や石油は誰も作れないのです。
人間が作ったものは一つもないのです。
ですから人間の浅はかな心でいろんなものを生み出すよりも、真我で生み出した方がはるかに素晴らしいものを生み出せるのです。