1339.自分の中に黄金の宝が眠っている

真我日記

人間の内面の仕組みは、三層構造でできているのです。

一番表面にはフタがあります。

それは、外から知識として学んで吸収したものです。

プラス思考だとか、愛しましょう、感謝しましょう、前向きになりましょう、素直になりましょう、といったものです。

また一般常識とか世間体、プライド、どうするのが恥ずかしい、といったものもこれです。

いい換えれば「頭」で考える世界といってもいいでしょう。

その「フタ」をはずすと、今度はなかには「ゴミ」がたくさんつまっています。

ゴミとは、みなさんがいわゆる本音といっている「心」です。

「プラス思考になれといってもムリだよなやっぱり」とマイナス思考になる。

これが「心」です。

ここには、良い心もたくさんありますが、この例のようにマイナス思考、不満、憎しみ、嫉み、怒り、猜疑心などじつに多くの心が混在しています。

自分自身のことを疑ってみたり、人前で本音を出せなかったり、コンプレックスを感じたりするのは、これを本当の自分だと思い込んでいるからなのです。

でも安心してください。

それは本当の自分ではないのです。

じつはこの「ゴミ」のさらに奥には、誰一人として例外なく、燦然と輝く「黄金の宝」が眠っているのです!

これを私は「真我」と名づけています。

「宇宙の心」あるいは「愛そのもの」または、「魂」、「神」と呼んでもよいでしょう。

これこそが本当の自分なのです。

私はこの「真我」を自覚することが何よりも大切だと確信しているのです。

私は毎月、「真我開発講座」という一泊二日のセミナーを開催していますが、このなかで、一人ひとり全員が自分の「真我」を見つけるということをやっているのです。

そのために、「フタ」をはずし、なかの「ゴミ」をきれいにそうじしていくのです。

そうすると、必ず、どんな人でも、最後には「黄金の宝」を見つけることができるのです。

その瞬間は、どんな人でも喜びと感動の涙を流します。

このときの感動は文章ではとても表現しきれません。

そして、これを引き出しさえすれば、すべて運命は良くなるのです。