1177.才能だけでは運は開かない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

いくら才能があっても、
それだけでは運は開かないのです。

恵まれた才能はあるのに、
埋もれている人が
どれだけいることでしょうか。

才能を活かすためには、
出会いがどうしても必要なのです。

例えば、

松坂投手が、
いつまでも草野球の三流監督のもとで
野球をやっていたら、

永遠に
プロ野球選手になることは
なかったでしょう。

性格が合わない監督とばかり
出会っていても、

やはり
開花しない可能性があります。

才能は、
良い出会いによって
開花していくのです。

良い出会いが
一番大事なのです。

同時に、
ものに対する考え方、

どういう
心構えでいるかも大事です。

才能があって
努力もするけれど、

人に感謝をしない人は、
人が協力してくれません。

下手をしたら、
足を引っ張られる場合さえあります。

決して才能があっても、
それだけでは、
運命は開けないのです。

一人で
才能を発見するのは、

なかなか難しいものです。

ですから、
才能を発見するには、

やはり師に恵まれるということが
大事なのです。

先生が、

長年に渡って、
何百人、
何千人と見てきた経験と勘の中で、

「お前、この才能あるぞ」と、

あなたを客観的に見て、

才能を
見つけてくれる場合があります。

自分一人だと、

自分のやりたいことを
才能だと思いこんでしまう場合が
あるのです。

例えば、

事務職に向いているのに、
営業がやりたいからといって、
営業職に就いたら、

あまり
成功しないばかりか、

向いている事務職の能力を
磨くこともできません。

自分では何が良いかは
案外わかりにくいものなのです。

だから、
師に恵まれて、

師に
客観的に教えを乞うというのが、
大事なのです。

「私はどうでしょうか?」と
素直に聞いてみるのです。

因縁の因という字は、
「種」という意味でもあります。

例えば、

バラの種は、
最初からバラに咲くように
なっていますが、

ただ
机の上に置いているだけでは、
バラの花は咲きません。

土や太陽や水や肥料に
恵まれて、

初めて
花が咲くのです。

ですから、
あなたの才能を見つけてくれる人、

また、
それを育ててくれる人、

そういう人に
出会えることによって、

あなたの眠っている才能は
開花するのです。

そういう人と出会うためには、

やりたい分野の
できるだけ一流の人に、

「当たって砕けろ」で、
どんどん会いに行くことです。

そこで、
自分の希望や夢を話してみるのです。

「君は才能があるよ」と
言われるかもしれません。

そのことによって
やる気になるかもしれません。

逆に、
「あんたには無理だよ」と
言われるかもしれません。

もしそう言われたら、
そのことで
諦めがつくかもしれません。

自分の才能は、
もっと他のことかもしれないと、

他のものを
探せばいいのです。

例え断られても、
「オレは何が何でもやるんだ!」と
いうのなら、

それはそれで
才能かもしれません。

誰にも会いに行かないで、
いつまでも
頭の中で思っているだけでは、

本当に才能があるかどうか
わからないのです。

最強運を呼び込むには、
人との縁が必要不可欠なのです。