佐藤康行の言葉をお伝えします。
「業と縁起-因果の連鎖」
についてです。
業の概念は縁起といって、
実態は存在せずに、
さまざまな原因や条件が
寄り集まって存在する、
ということです。
例えば、花は直接原因(因)である
種子と間接原因(縁)である
生育環境によって、
花という結果として成立するのです。
この直接原因(因)が、
私たちの過去の体験・経験等によって
刻み込まれた記憶、
つまり業・カルマです。
この直接原因(因)である業が、
間接原因(縁)と結びついて
結果(果)をもたらすのです。
その結果(果)は新たな因になる
といった連鎖が続いていくのです。