870.遺伝子レベルの進化

佐藤康行の言葉をお伝えします。

遺伝子のレベルでも
人類は進化している
についてです。

社会は進化しています。

口を開けば社会の不満を
口にする人がいますが、

しかし病気で子どもが死に、
戦争で大人が死ぬ国に比べれば、
今の日本は天国でしょう。

人間は努力し、天も
その努力に応えて
くれていると見えます。

こうした社会の進歩は
素直に受け入れ、
感謝するべきだと思います。

社会の不満を述べるのが
インテリの証明のように
考える人がいるようですが、

物事の悪いところばかり
見ていると鬱病になります。

私たちは、決して悪い時代、
悪い国家に生まれている
わけではありません。

むしろ、今後このアセンションの
スピードは加速するかもしれません。

情報・コミュニケーションの
技術が発達し、多くの人が
より一体になって

社会の悪弊を一掃できる
環境ができつつあります。

国家的にも、
もう悪事を隠し立てはできません。

20世紀は戦争の世紀でしたが、
国家とて何の学習も
しなかったわけではなく、

多くの紛争を通じて、
闘うことがいかに多くの
犠牲や損害をもたらすかを
たっぷり学びました。

何よりも核という
“禁断の火”を
手にした人類は、

すでに地球の生態系を
一瞬で破壊するだけの
能力が自分たちにあることを悟り、
むしろ当惑している状態です。

子どもたちの変化も、顕著です。

おそらく遺伝子のレベルでも、
人類は進化している
ものと思われます。

人間の潜在能力は、
自分自身の想像を遥かに
超えるものがあります。

ただそれが発揮できないのは、
自分自身でブロック
しているからです。

できると思えば、できるのです。

私たち人間には、
本来は途方もない能力が
備わっています。

自分の中にその力を認めたら、
認めた分だけ出てくる力です。

それだけの能力を、人間は、
ただの思い込みで5~15%ほどしか
発揮していないともいわれています。

自分が考えているよりも、
人間にははるかに多くの
潜在能力が眠っているのです。

人類が注目すべきフロンティアは、
まずは人間自身の潜在能力です。

世の中はどんどん
高度になるのですから、

それに見合った能力を
備えている必要があります。

これから生まれてくる
子どもたちは、

優れた時代にふさわしい
能力を生まれつき、
持っているのでは
ないかと思います。

問題が、親が
人類の進化についていけず、
子どもたちを昔の基準で
見てしまうことです。

子どもの進化に、
親がついていけないのです。

そうならないように、
親自身も進化しなければなりません。

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