佐藤康行の言葉をお伝えします。
「真我は完全」
についてです。
真我は完全です。
なのにどうして私たちには
一見不調和と思われる事が
顕れるのだろうか?
それは、私たちには
不完全な心があるから、
心が波立つと、歪んだ現実が
現象面に見えるのです。
これは、月が自分だとして、
夜空に浮かんだ月を自分とみるのか、
湖の湖面に映った月を
自分とみるのかという
視点の違いによって、
捉え方が変わるのと同じです。
湖に映った月に、風が吹き込み、
湖面の波立ちによって
歪んで映っていようと、
真実の月は一切歪まず、
完璧な姿を現しているのです。
それは丁度、心と言う湖の水が
風によって波立って
映っているだけであって、
真我は常に完全であるのと同じです。