２２８.中身の成長

昨日はプロジェクトの打ち合わせだった。
部長からは打ち合わせまでに
何をやりたいのかどういう風に
持っていきたいのか明確にしてこいと
言われていた。
自分なりに考えていったのだが
一抹の不安があった。
クリアではない、はっきりしてない
部分があったからだ。
実際の打ち合わせでも言葉につまり
歯切れが悪い部分が多々あった。
案の定打ち合わせの後部長からお叱りの
言葉をいただいた。
会議の内容を一蹴された。
「何だ今日の会議は。
あれほどはっきりさせてこいと
言っていたのに
近藤さんのやりたいことが
明確に伝わらないから
会議があんな方向に行ってしまうんだ。
今日の会議の議事録を作って
まとめてみろ。
そうすればいかに今日の話し合いが
中身のないものだったか
すぐわかるはずだ。
最後に出た案だって、
あんなの何も決まってないのと同じだ。
せっかく製造と設計の担当者に
来てもらったのに意味が
ないじゃないか。」
と言われた。
ただただ部長に言われたその通りだった。
私も部長と同じことを感じていた。
反省するところが多々あった。
やはり私は部長の欲求を満たしたいのだ。
部長の期待に応えたいのだ。
それが自分が一番成長出来る早道だと
本能でわかっているからだ。
しばらく経って昨日の出来事を
改めて振り返ってみた。
すると自分の変化をものすごく感じた。
以前の私だったら部長の言葉の表面だけを
捉えて腹を立てていた。
「否定された！ムカつく！部長なんか
死ねば良いのに！」という言葉が
浮かんできていたはずだ。
そしてそれが全て表情、態度に
現れていたのだ。
しかし、昨日の私は全くそんな感情は
現れて来なかった。
明らかに自分は変化している！
これはすごいことだ！
以前の自分では考えられないくらい
私は変化している！
また自分を認めることが出来た！
変化に気づいたら後はやるだけだ。
部長は私に何を教えようとしているのか？
神はどんなメッセージを私に
くれようとしているのか？
部長は常に私に「読みとれ！わかれ！」
と言ってくれているのだ。
わからせようと必死である。
また私もわかりたいから必死だ。
でもわからない。でもわかりたいのだ。
だから必死なのだ。
今日の万里子さんのブログで
http://www.mariko.link/archives/1048407836.html
「中身が成長してきたら
今まで守ってくれていた甲羅が
邪魔になるのです。」
と書いていた。
今私はその真っ只中にいるのを
感じている。
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