佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
みなさんがこの世からいなくなる時、あの世にはお金も土地も財産も何も持って行けません。
家族も肉体さえも持って行けません。
その時にみなさんの本当の本音、深い所にあるみなさんの広い心が出てくるのです。
人間はいつか死ぬということがわかった時に、時間の尊さ、命の尊さ、人との出会いの素晴らしさ、生きることの喜び、この一瞬一瞬の幸せ、本当の自分、そういうものが見えてくるのです。
その時に、今までみなさんが生きてきて、あの人にはひどい目に遭わされた、あの出来事は苦しかった、と思い込んでいたことは、全部錯覚だったということに気がつくのです。
みんな錯覚の世界で生きているのです。
みなさんが自分の肉体から離れてこの世から去ろうとする時、真我という宇宙の大きさの自分に目覚め、今まで握り締めていた小さな考え、小さな思い込みがまるで霧のように消えていくのです。
夢のように消えていくのです。
問題を大事に抱えていたのは自分自身であって、最初から問題などなかったことに気がつくのです。
問題があると思い込んでいただけ、夢の中で生きていたのです。
夢から覚めたら、みなさんは愛そのものになるのです。
本当の自分は、神の愛そのものなのです。
本当の自分は喜びそのものなのです。
本当の自分は無限なのです
。本当の自分は光そのものなのです。
あなたの中に全ての無限の愛が備わっているのです。
素晴らしいことではありませんか。
その素晴らしい自分に気づけばいいだけだったのです。
その素晴らしい自分を光り輝かせればいいだけだったのです。
今みなさんが目覚めるのです。
今までの自分というものを、一度この人生から葬り去って、新しい自分に生まれ変わるのです。
そして、新しい自分を再生するのです。
今日生まれ変わるのです。
新しい人生の出発です。
なぜならば、それが本当の自分だからです。
限られた人生、一時も無駄にすることなく、喜びの人生を送ってください。
今こそ本当の生き方、本当の人生を歩みましょう。
あなたは何者に頼らなくても、最初からあなたの中に正しい答えがあるのです。
天はそんな素晴らしいものを私たちに与えてくれたのです。
その心で動けば、人ともぶつかりませんし、問題は何も起きないのです。