佐藤康行の言葉をお伝えします。「命としてひとつ」
についてです。
医療の世界では、
疾患のある部位によって、
専門の医師や科が分かれています。
しかし、体はつながっており、
目も耳も肺も胃腸も、更には心も、
体として一つ、命として一つなのです。
それを分離して、
その部位だけで考えようとするのは、
人間の考えにほかなりません。
頭痛がするからと言って
鎮痛剤を飲んでも、
問題は別のところに
あるかもしれないのです。
肩こりかも知れないし、
内臓のどこかに
疾患があるかもしれません。
つながっているという
自然の摂理からではなく、
物としての分離から
見ていては時間がかかるし、
的外れのことをやってしまう
可能性があるのです。
目に見えない心についても、
人間は投薬で治療をする
ということをやってしまいます。
心の状態が現象として
体に現れるという、
原因と結果の法則から
施していけば、
打つ手は的確になり、
病気は治癒するのです。