写真はぶりの照り焼きです。魚に調味料の味が染みて美味しかったです。
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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書宇宙意識で因縁を切るより
「人間は宇宙そのものであり、愛そのものであり、完全で調和された存在である」
今まで聖人といわれた人たちは、共通してこのように教えてきました。
では、本当にその本当の自分に出会って、愛そのものの生き方をしている人が、世の中にどれくらいいるのでしょうか。
偽の自分で生きて、死ぬ時にやっと本当の自分に目覚めたというのでは、もう遅いのです。
できるならば、一刻も早く「私はこのために生まれてきたんだ」ということを悟って、その生き方をすることです。
私たちは、「人間は宇宙であり、愛であり、光だ」ということを、頭で理解しても何にもなりません。
何にもならないどころか、頭だけでそういうことを理解すると、一番救いにくい人間になってしまう可能性すらあるのです。
私は今まで、15万人という人たちをこの目で一人一人見てきましたが、最も本当の自分に目覚めにくい人は、「私はもう知っている」と思い込んでいる人なのです。
先日、ある教えを勉強している団体に招かれて講演をしました。
そこで、本当の自分を自覚するとはどういうことか、という話をしました。
みなさん、本当の自分を頭で理解することと、本当の自分を自覚することの違いをわかってくれたようでした。
すると、私が講演を終えても誰も帰ろうとしないのです。
知っている話なら、「今日はいい話だった」でおしまいになるのですが、「何も知っていなかった」と思えば帰れなくなるのです。
みなさん、「自分は知っている」と思い込んでいたのです。
これは現在の学校教育の弊害だと思います。
学校教育では、問題があって答えを解いたらそれでおしまいです。
答えをわかったというのは、頭でわかったということです。
しかし、本当の命そのものは、頭でわかったとしても、本当にはわからないのです。
頭でわかったというのは、わかったうちに入らないのです。
頭でわかるのではなく、本当の自分を体感し、体得し、体現していくのです。
本当の自分に目覚めたら、顔つきも変わり、言葉も変わり、態度も変わり、出会う人も友達も、何もかもが全部変わります。
そうなって初めて、ああ、わかってきたな、ということになるのです。
頭でわかるのは、ただの第一歩なのです。
まずは、そのことを理解することです。