1787.カウンセリングの最終目的とは?

真我日記

写真は鶏肉と野菜のスパイス炒めです。スパイスが効いて夏バテに効きます。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

「真我の鏡返し」について、
心のドクター佐藤康行先生の講話を見ていきます。

佐藤先生:
このカウンセラーの仕事で大事なことは発見です。
相手の愛を発見し、相手の無限を発見し、相手の心の光を発見する。
相手の素晴らしさを発見し、その素晴らしさを相手に伝えてあげる。
本人が言ってることと、本人が気づかないで素晴らしい面があるんです。
相手の真我です。
それを、真我だけを見つめて、
そこから反対に相手の言ってることが見えれば、
相手がどんなに不満的なことを言ってても、愛の光の声に聞こえます。
そこを発見して、それをオウム返ししてあげることです。

佐藤先生:
はい。いいですか?
例えば、相手が言ってることをそのままただ言ってるだけなら、
言葉が分かっただけです。
心が何も分かってない証拠でもあるんです。
心が分かったら、そんなに言葉はいらなくなるはずです。

私が言ってる鏡返しって、意味が分かりますか?
相手が言ってる言葉は関係ないんですよ。
でも、言葉は聞かなきゃいけないわけ。
相手は自分の心情を分かってほしいわけ。
決して言葉をそのまんま受けとめることではありません。
でも、言葉が分からないと、心情が分からないわけ。
だから、言ってることを捉えなきゃいけない。

でも、一番言いたいのは自分の心情。
心の状態を分かってほしいわけ。
それと同時に、自分の悩みとか問題を解決したいんです。
解決するには、暗い心だから、光を与えなきゃ駄目なんです。
真我が光なんです。
言葉にとらわれていたら、心が全然分からないという証拠でもあるわけ、相手の。
真我の光を、相手に光を与えていったら、
あなたがちょっと話したら、相手がグッとよみがえってくるはずです。
だから、起きてる事態が問題じゃない、相手の。
それにとらわれちゃ駄目なんです。

佐藤先生:
実際の相談は30分とか1時間とかになります。
しかし、長い時間をだらだらしゃべってると、ほとんど深い心に入っていけないんです。
短い心で何回も繰り返してるうちに、だんだん、だんだん心の深い所に入っていける。
長い言葉しか聞けなくて分からないということは、心が分からない証拠でもあるんです。
極端な話、目の前に座っただけで、今どういう状態か分かる瞬間っていうのがあるでしょう?
何も言葉を言わなくても。
「ああ。この人は苦しんでるんだな」ってことは分かりますよね。
要するに、いろんなこと、話を聞かなきゃ分からないっていっても、
それで1時間話を聞いたから分かるかって、そんなことないでしょう?

話は聞いてもらいたいんだけど、それも目的じゃないわけです。
自分の言いたいことを言うのは、
「言いたい」ということは一つの目的だけど、それが最終目的じゃない。
で、相手に聞いてもらいたいという気持ちもあるけど、それも最終目的じゃない。
悩みをなくしたいっていうのはあるわけ。
でも、これも最終目的じゃないんです。

最終目的は何でしょう?

どんな人も、自分が希望を持てて、勇気を持てて、元気になって、明るくなれて、
光になって、喜びに生きて、人を愛したい、自分を愛したい。
全てを愛する心になりたいという、究極の本音がみんなあるんです。
ただ、みんな気づいてないだけ。
そんなことは求めていくわけじゃないんですよ。
しかし、それでいくと、
どんな人も元気になるし、明るくなるし、希望が持ててくるわけです。

明日は、この続きです。