1142.心の中に反発心があるとうまくいかない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「心の中に反発心が眠っていると、人と上手くいかない」
についてです。

自分の認めたくないことを
ズバリ突かれると、

その相手に対して
反発心が出てくる人がいます。

これは、
相手に対して
反発しているのではありません。

自分の中の何かに対して
反発しているのです。

私の講演を聞いた人のうち
99パーセントは感動したり、
納得してくれるんですが、

中には
反発して聞いている人もいます。

どう考えても
反発するような話はしていなくても、

そういう人たちは、
反発しているんです。

そういう人は、
私の話じゃなくても
誰の話を聞いても反発心を持つんです。

特に良い話をすればするほど
強い反発心を持ちます。

自分を何とか変えたいと
思っているのなら、

まずは、

「自分の中に反発心を
抱いてしまう何かがあるんだ」と
いうことを認めなければなりません。

認めなければ、
一向に何も変わりません。

そして、さらに
そこにぶつかって行くしかありません。

そこで逃げたら、

その人は
今までの人生のままで
生きなければなりません。

どこかで強引に
「変えよう!」と決めて、

踏み込んでいかない限り、
一生変わりません。

性質は
そう簡単には変わらないんです。

病気だって、
手術をしなければ治らない時は、

病人をとっ捕まえてでも
強引に手術台に乗せます。

それくらいやらないと、
人間の性質も
変わらないということです。

実は、
人間の性質を
根本的に変えるということは、

過去の歴史上
誰もできなかったことです。

私は
それに挑戦しているわけです。

そして、実際に
たくさんの実証を示して来ました。

人に対して
反発心を強く持つ人というのは、

父親から
抑えつけられた人が多いんです。

自分に対して注意をしたり、
教えたりする人がいると、

その人が自分の父親と
だぶって見えてくるんです。

潜在意識では、
他人も父親も区別がつかないからです。

特に
権威を持った人に対しては、
より強く反発してしまうんです。

会社で
上司に逆らったりするのは、
まさにその典型です。

そういう人はなかなか困ります。

上司からすれば、
そういう部下は
扱いづらくて仕方がありません。

逆らう方も、
逆らってばかりいては、

上司が良いアドバイスを
してくれていても、
それを素直に聞けませんから、

折角の成長のチャンスを
自ら失ってしまいます。

そういう人を
私もたくさん見てきました。

何が正しいとか
正しくないじゃないんです。

とにかく
自分の中に反発心が眠っているから、
それが出てきてしまうんです。