1786.大前提とは?

真我日記

写真は鶏肉の黒酢照り焼きです。お酢が鶏肉の味を引き立てます。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

心のドクター佐藤康行先生は、
「真我」は、五感では捉えることができないものだが、
人は等しく真我そのものであるといわれます。

例えば、目には見えませんが、確かに存在するものとして、空気があります。

我々は空気の中にいますが、日ごろそれを実感することはまずありませんし、
五感では認識できないものと言っても過言ではないでしょう。

じっとしていると、目には見えないし、肌にも感じることはありません。
匂いも感じることができず、味もしません。
では存在していないのかと言うと、やはり存在しています。

真我=本当の自分はどうかというと、さらに実体のつかめないものであると言えます。

ゆえに、佐藤先生は、このことをもって、「大前提」という表現をされます。

「人は、真我そのもの、愛そのもので、完全、完璧な存在であるという大前提」
だと言うことなのです。

なぜ、佐藤先生は、「大前提」という表現をされるのかと言えば、
「心のマナー」であるといわれます。

目に見えないものや、証明できないものを、
さも分かったかのように平気で言うのは、
「心のマナーに違反していませんか」ということです。

佐藤先生は、その究極の部分を自ら達観したにも関わらず、
これまで、断定的に言うことはなく、ただ証明することを行ってきました。

その期間、30年です。

では一体何を証明してきたのでしょうか?

人は真我そのもの、愛そのもので完全、完璧な存在であること。

そして真我に目覚めると、過去の記憶でできた偽我は、消えていくということ。

偽我から真我は見えないが、真我から偽我を見ると、偽我は消える、
つまり偽我は存在していないということ。

人はもともと真我そのものであって、偽我というものは夢、幻であるということ。

真我に目覚めると、その瞬間に偽我が消えていくこと。

原因と結果の法則は、宇宙の法則=マジックミラーの法則から見ると、
存在していないと言うこと。

五感で捉えた認識の世界は、どこまで行っても、夢、幻であるということ。

真我だけが、実在する唯一であるということ。

これらのことを証明する際に、行ってきた技法こそが、
心のドクター佐藤康行先生が自ら生み出した世界初のメソッド、YSメソッドなのです。

このYSメソッドは、真我の目覚めを、意識的に可能にする技法であり、
誰にでも、真我の目覚めを可能にしたものなのです。

そして、そのYSメソッドの根幹をなすものこそが、
佐藤先生のカウンセリングに見る「真我の鏡返し」というわけです。

ではどのようなカウンセリングアプローチになるのかというと、
佐藤先生の言われる「大前提」で、進めていくことになります。

「人は真我そのもの、愛そのもので、完全、完璧な存在である」ことを前提にして、
相談者に向かうことになります。

相談者が、いかに悩み苦しんでいようとも、悲しんでいようとも、
先が見えない真っ暗な状況にあろうとも、
その人は、真我そのもの、愛そのもので、
完全、完璧な存在であるというところからはずさず、
その人の真我だけを相手にして対峙していきます。

言葉で言うのは、簡単ですが、実践となると容易ではありません。

理屈が分かっても、実際にできるかどうかは別問題ですが、
実は、理屈を理解することも、
これから習得していく上では、非常に大事なポイントになります。

なぜなら、どこが間違っているのか、なぜ上手くいかないのか、
それを自分で分かることは、とても大切なことだからです。

では、「真我の鏡返し」の言葉編をスタートしていきます。

真我を別の言葉で表現すると、どんな言葉になるでしょうか?

「愛、光、完璧、感謝、喜び、完全、無限、ひとつ、大調和、永遠、….」などでしょうか。

これらの言葉を鏡として、返していくことになります。

相談者から、悩み苦しんでいることをお聞きして、
さて、どのようにその真我の鏡返しをすればよいでしょうか?

明日から、具合的な例を上げて進めていきます。