1605.真我で自立プログラムを証明した例

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せな結婚の法則より
私たちは物事を知ることに膨大なエネルギーと時間を費やしますが、自分自身については案外知らないものです。

能力開発や自己啓発といった方法で自分を見つめようとしても、心に積み重なった記憶や感情が邪魔をしてなかなかうまくいきません。

自己否定や自己批判といった思い込みは、心の三層構造のうちの「頭」「業」の部分、つまり顕在意識と潜在意識にあります。

たとえば、このようなマイナスの記憶や感情を、本で読んだ知識でプラス思考に転換しようとしても、変わりたいのに変われないといったジレンマによって、余計に自己否定感を強くしてしまうのです。

真我は、顕在意識と潜在意識のさらに奥の領域にあります。

真我へ到達するには、潜在意識という心の重いフタを外して、潜在意識に埋もれた記憶や感情などのゴミを掃除しながら、奥へ奥へと掘り進んでいきます。

こういったアウトプット作業を繰り返しながら、真我という黄金へたどり着くのです。

真我に出会った人は、愛と喜びと感謝の気持ちがあふれ出し、宇宙との一体感を味わうことができます。

とはいっても、私は本やセミナーを通じて「真我と出会うための方法」を教えているわけではありません。

あくまでも一人ひとりに内在する真我を引き出すためのお手伝いをしているだけです。

最終的には自分自身でたどり着くのですが、そこまでの過程で誰かに手助けしてもらうことは必要です。

いちばん適任なのは運命のパートナー。

あなたが妻であれば夫、あなたが夫であれば妻です。

夫婦関係を良好に保つコツとしては、それぞれの立場でものを考えてみること。

いつもとは真逆の立場から物事を見ると、相手の意外な一面がわかって、ふだん気づかなかったパートナーの思いやりに感謝することができるでしょう。

未婚者のなかには「結婚が人生のゴール」「結婚すれば幸せになれる」と思い込んでいる人もいますが、多くの場合、結婚してからが本当の学びの日々となります。

私は、真我に目覚めることで解決できない問題は何一つないと確信しています。

最近では薬物依存・アルコール依存・同性愛といった深刻な問題を抱える夫婦とともに自立プログラムへ取り組み、よい結果を出すことに成功しました。