佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
ビジネスでも人間関係でも、まず最初に絶対不可欠なものは、好きになり好かれる、ということなのです。
自分自身を好きになり、他人を好きになり、好かれることです。
もし、相手から嫌われれば、それをひっくり返すのに百倍以上のパワーが必要なのです。
嫌われている相手に、どんなに努力をしても無駄なのです。
行動すればするほど、相手は嫌いという感情を増幅させるだけなのです。
他人から好かれて生活するということは、人生の究極でもあるのです。
愛や感謝など、プラス思考の言葉がありますが、一番分かりやすく、具体的に表現すれば、好きになり好かれるということになるのです。
どれほど素晴らしい教えや行動を実行しようとしても、相手から嫌われてしまえば、全く受け付けてもらえません。
人間はそのようにできているのです。
好きになり好かれることが、すなわち調和であり、愛であり、感謝であり、宇宙の法則通り生活するということなのです。
ただし、好きになるというのは、相手の言いなりになるということではありません。
熱意を込めて、相手の立場になって考え、相手がやる気を起こすような、明るくなれるような、勇気づけられるような、態度、顔つき、雰囲気、言葉、行動で接しているかということに目を向けていけばよいのです。
国際的に見て、日本人が諸外国の人々からもう一歩認められないのは、あまり好かれていないことに原因があるのです。
海外の人から見て、日本人はいろいろな点で明確でないのです。
自分のことを優先して考え、相手の立場になって物事を考えていないからなのです。
日本人は世界に対して、もっと与えることを学ぶ必要があります。
嫌われてしまったらおしまいなのです。
人と会って、嫌われるのならば、何の印象も与えないほうがまだましなのです。
基本的に、好かれてさえいれば、いろいろな障害があっても大丈夫なのです。
好かれてさえいれば、チャンスは何度でもあるのです。
では、どうしたら周りの人から好かれるのかというと、まず自分が周りの人を好きになることです。
好かれようと求めずに、一方的に好きになることです。
それが直接的に、あるいはまわりまわって間接的に、自分に前向きなよい波動となって戻ってくるのです。
最もよい波動というのは、愛と感謝の心なのです。
一生懸命にやっているのに、なぜ分かってもらえないのだろう、ということがありますが、その場合は、本当に良い波動が伝わっていないからなのです。
感謝の心をもって、伝わるような態度や話をしていないからなのです。
人と接する時に、最も重要な第一歩は、人を好きになることなのです。
そうすれば相手から自分も好かれます。
好かれなければ、心の扉は開かれないのです。
心の扉が開かれなければ、何も入らないのです。