佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生き方教室より
あなたが本気で、ご自分の能力を今の何倍にもしたいと思うのなら、潜在能力を開発するだけでは不可能だ。
自分の能力を無限大にするには、潜在能力開発と同時に調和力が必要である。
調和の力とは、あなたの人間性そのもののことをいうのだ。
あなたの周りにいる人々が、あなたに心の底から協力したくなるような人格になることである。
これは単に考え方のことをいうのではない。あなたの心の奥の奥にある「本当の自分」を開発することである。
「本当の自分」を開発すると、あなたのやる気、成すこと、いうこと、すべてが人々を引きつけ、まるで天が動くように、あなたに起きることが好転していくのである。
人間の身体は、六十兆の細胞でできているといわれている。
世界の人口は七十億人。その約一万倍近い六十兆の細胞を、あなたはご自分の頭で、どうやって動かすつもりなのだろうか。
中途半端な考えで、自分の身体や人生を運転すると、必ず病気や争いごとなどの事故を起こし、寿命を縮めることになるのだ。
これから二十一世紀に向けて、人間が一番考えなくてはいけないことは、脳細胞を開発することよりも、本来自分の中にある本当の自分を体感して開発することなのである。
なぜなら、脳細胞を含めた六十兆の細胞を動かしているのは、愛であり、調和であり、宇宙の法則つまり「本当の自分」そのものだからである。
「本当の自分」を開発しないで、脳細胞だけを開発しても六十兆の細胞のほんの一部を、開発したことにしかならないのである。
人間にとって、脳細胞を開発することは必要なことだが、それは自分の中のほんの一部の開発にしかすぎないことを、自覚していただきたいと思う。
このブログを読んでいるあなたは、きっと私と目に見えない縁があるはずだ。
この縁を生かすにはあなた自身が自分から変わっていくことである。他人事ではない。
私のいっていることを魂の底から感じ、実践する人は、目覚しい勢いで仕事を発展させ、素晴らしい人生を体感されることだろう。