1172.幸せはあなたの心が決める

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

今現在、

不幸せと思っている方、
幸せと思っている方、
いろいろいると思います。

幸せ、
不幸せというのは、

たった一言ですが、
形は無限にあります。

病気だから不幸せ、
親がいないから不幸せ、

収入が少ないから不幸せ、
みんなから嫌われているから不幸せ…。

不幸せというのは、
人の数だけ
いろいろな形があります。

幸せもそれと同じく、
人の数だけあります。

私たちが
そういうことを感じる場合は、
必ず対極があるのです。

対極というのは、
不幸せな時があって、
幸せを感じるということです。

痛い思いをして、
痛くない時の幸せを感じるのです。

ご飯を食べられない時があって、
食べ物を食べられる時の幸せを
感じられるのです。

幸せというのは、
外部にあるのではないのです。

お金が入ったら
幸せになれるとか、

出世したら幸せになるとか、

人に褒められたら
幸せになるとか、

そうではないのです。

あなたの心が
幸せに感じられるかどうかなのです。

「良くなったら幸せになる」という
発想は、

そろそろ
卒業した方がいいのです。

「幸せだから良くなる」という
発想に変えたほうがいいのです。

あくまでも、
幸せを決めるのは
あなたの心であって、

外的なものではないのです。

素晴らしい音楽を聴いて、
いい音楽だなと思うのは
自分の心であって、

音楽そのものに
素晴らしいというものは
存在していないのです。

それを聴く自分の心が、
素晴らしいと感じるのです。

だから、
人によって好きな音楽が違うのです。

演歌がいいという人もいれば、
クラシックがいいという人も
いるのです。

総て心が決めるのです。

太陽が出たらいい天気、
雨が降ったら
悪い天気ではないのです。

雨が降らないと、
空が煤煙で汚れるし、
断水で困ってしまいます。

雨が降っても
良い天気なのです。

雨が降っても
「いい天気ですね」と
言えるくらいになるのです。

健康になったら
いい心になるのではなく、

いい心になった時に
健康になるのです。

「五体不満足」を書いた
乙武さんの例を見てもわかることです。

誰でも
幸せになれる簡単なコツは、

良いことがきたら
大きく喜ぶことです。

逆に、
悪いと思われることがきたら、

これで
自分を強くさせてくれる試練だと
受け止めることです。

軽い荷物を持つのは
楽ですが、

重い荷物を持った時に
筋肉がつきます。

十の試練を乗り越えたら、
十以下の試練が来ても、
試練と思わなくなります。

ですから、
最初に味わっておいた方が、
後が楽なのです。

残りの人生を楽にさせてくれるために、

今試練が来たと
受け止めればいいのです。

そういう心になった時に、
今すぐ、
誰でも幸せになれるのです。

幸せは
追い求めるのではありません。

今その場で
あなたは幸せなのです。

どんな状態でも、
あなたは百パーセント幸せなのです。


運不運は、
百パーセントあなたの心で決まるのです。