1211.人と比べないコンプレックスを解消するコツ

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「人と比べない」

についてです。

幼稚園の先生をやっている女性が、

「私は手先が不器用なのが

コンプレックスなんです」と

悩みを話してくれました。

他の先生と比べると、

絵を描いたり、

ぬいぐるみを作ったりするのが遅くて、

おっくうになっていると

言うんですね。

でもね、

何でもかんでも器用にやれるから

いいとは限らないんですよ。

ちょっとくらい

手先が不器用でも、

目的は子どもたちが

喜んでくれるかどうかなんだから。

ぬいぐるみを

上手く作ることじゃないんだから

いいじゃない。

その的を

ずらさないことですよ。

それに、

常に他の人と比較する癖が

できてしまっているんじゃないかな。

その女性は

とても心の素晴らしい女性なんです。

先生にとって何よりも大切なことを

日頃から磨いている

本当に立派な女性なんです。

だから、

子どもたちからも親からも

すごく慕われているらしいんですね。

それで十分ですよね。

もし

もっと器用にものを作れるように

なりたいんだったら、

一回そのことに

思いっきりチャレンジしてみたら

いいじゃない。

まず

「今日一日全力でやってみよう!」

ってね。

やれば

できると思いますよ。

本気で

やろうとしていなかっただけ。

やる気になればできるから。

一日だけ、「見本の一日」を作ってみたらいいの。

その「見本の一日」ができたら、

(もういつでもできる!)と

思えるから、

そうすると、

コンプレックスもなくなるわけ。

一番苦手だと思っているもの、

コンプレックスを持っているものを、

全力で一日やってみてください。

「よーい、スタート!!」って

全力疾走するくらいの気持ちで

やってごらん。

短距離型とマラソン型がいるわけ。

もしかしたら、

彼女のようなタイプは

マラソン型かもしれないから、

逆に一日だけ

短距離走みたいに猛ダッシュを

してみるんです。

そして、

「やればできるんだ!」と

いうことを肌に染み込ませてしまう。

そうしたら、

今までのペースに戻っても、

もう大丈夫です。

全力でやらないだけで、

全力でやったら

できるということがわかっていたら、

もうコンプレックスじゃ

なくなってしまうから。

それがコツです。