写真はざるそばです。さっぱりして美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【家族に対するいさかいを捨てる】
国内のうつ病患者は数百万人に上ると言われています。
近年、自室に閉じこもって出てこない、いわゆる「社会的引きこもり」も増えているようです。
うつ病患者や引きこもりの青少年は、どう生きたらいいのかで苦しんでいます。
苦しんでいる人を見ると、励ましたくなるのが人情です。
特に、家族がうつ病や引きこもりで苦しんでいる場合は、なおさらです。
「さあ、元気を出して、がんばりなさい」
「あなたにだってできるんですよ」
しかし、下手に励ますのは逆効果です。
うつ病患者に対しては、励ましは、有害ですらあります。
うつ病患者や引きこもりの青少年に対しては、とにかく何も期待しないことです。
期待しないという意味で、家族を捨てなければなりません。
うつ病の場合は、まず相手の苦しみを理解することが重要です。
「そうだよね。苦しいよね」
そうすると「ああ、わかってくれるんだ」と心が開きます。
理解されていると思えることが何よりカになります。
下手な励ましは、その人を否定することになります。
そして、自分を否定されるから、ますます落ち込みます。
ですから、とにかく何も期待しないことです。
期待せず、共感し、肯定することが必要なのです。
引きこもりの場合は、うつ病患者に対するときのような「優しい」対処だけではダメなこともあります。