写真は唐揚げです。味も3つあり美味かったです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【家族に対するいさかいを捨てる 2】
引きこもっている子どもが成人に達しているときは、特にそうです。
子どもの「引きこもり」に手を焼いている親が増えていますが、私は、この間題は100%親の責任だと思っています。
親の子どもに対する執着や期待が、子どもを引きこもらせているのです。
親は子どもを捨でなければなりません。
引きこもる子どもに対する私の秘策は、こうです。
普通の親は、子どもに「部屋から出できなさい」と言います。
しかし、むしろ逆をやったほうがいいときもあるでしょう。
親のほうが、家から出て行ってしまうのです。
いくらかのお金をおいて、「この家はお前にあげるから、後は自分で好きにやりなさい」と両親も他の家族も、みんなで家を出て行くのです。
そうすれば、子どもはそのまま飢え死にするか、部屋の外に出るかの二者択一です。
この対処で、急転直下で解決する可能性は非常に高いのです。
なぜなら、引きこもっている子どもは親に甘えているからです。
「学校へも行かず、働きもせず、親や家族との交流もろくになく:」と親は嘆きますが、何年もその状態を続けているならば、その間にせっせと親が食べさせ、着させ、住まわせているのです。
それだけ甘やかしておいて、困ったもないと私は率直に思うのです。
子どもに「こうなって欲しい」と願うのは親心です。
しかし、それがすべての元凶です。
子どもに何かを期待してはいけません。
それは、子ともに親の価値観の枠を押しつけることだからです。
親に期待された子どもは、それを重荷に感じます。
子どもは、自分の資質が、親が期待するものと異なっていても親の期待にこたえようとします。
そして挫折します。
こうして身動きがとれなくなって、引きこもるのです。
うつ病患者も、引きこもりの子どもも、周囲の人は拾てなければなりません。
捨てることで、当人たちは救われるのです。
私はそれを「放つ愛」と呼んでいます。
「つかむ愛」、つまり、相手を自分のほうへ引き寄せる執着の愛ではなく、「放つ愛」、
つまり、相手が可能性を発揮できるように見守る愛が求められるのです。